【「SIGN EXPO 2023」行ってきた!】
一般社団法人近畿屋外広告美術組合連合会が主宰し、一般社団法人 日本屋外広告業団体連合会が共済、後援には、近畿経済産業局・大阪府・大阪市・大阪商工会議所・(財)大阪デザインセンター ・関西・大阪21世紀協会という、看板材料・機材の販売業社様が出店される「SIGN EXPO 2023」というイベントです。即売される商品もあり見本市でした。
1.LEDを使った光物は特に目立つ!
会場には、看板材料を見本に持ち込んだ、たくさんの商社が出店していました。
弊社に、いつも材料を配達してくれている業者様も出展されていました。
高価な商品や新しい商品が陳列されているのに、少々びっくりしたところもありました。
看板材料ですので、同じ仕様の商品があちらこちらにあるのですが、光り方や照度の差もあり、こんなにも差があるのか・・・と思いました。
同じ商品に見えてもLEDチップの組み込み数やケルビン数・ルーメン数により、随分変わるのだな・・と並んでいるのを見るとハッキリ分かりましたね。
価格により、明るさや鮮やかさを変えることは、可能になるようです。
看板製作・施工をご依頼される弊社にしてみれば、出来る限り費用は控えたい・・とご相談を受けた場合は、同じような素材で安価で表現出来る方法を考えます。
なので、材料の仕入れにも相見積もりが必要な場合もあるということです。
2.看板製作用機材にビックリ!
看板製作には、大抵は職人さんやスタッフが、一生懸命作業しているのを見ています。
シートの貼付けやカットをしているのを見ては、難しそうだな・・といつも思っていました。
小さなサイズの物でしたら、少しは練習すれば出来るかな?と思うこともありますが、大きなシート類の扱いは技術が必要なのだから・・。職人でなければ綺麗にできない・・と思い込んでいました。
すると、なんとシートのカットを行なう機材や、貼り付けを行なう機材まで展示されていました。
え・・?これが機械で出来るのだったら、技術のない人でもシートをセットさえできれば大丈夫じゃないの?と思ってしまいました。
世の中は、AIブームですが看板職人も危機?と思うほどに、パートの女性でも出来るようになるのでは・・?と感じました。
取付けは、流石に力作業が多いので、男性の力持ちでなければ厳しい面もありますが、製作作業は、非力な男女でも出来そうでした。機材さえあれば・・。
3.動くサインはデジタルサイネージ
さらに目を引く、動くサインはデジタルサイネージ。箱型であったり壁面であったりはよく見かけます。
今日は「足元」でした。歩くと動く絵柄。
体重が掛かるとその部分が反応し、映像が続きます。
えっ?すごい!その映像は壁面へと繋がっていました。
ふと、考えたことは、耐久性・・。どれだけの重さに耐えられるのでしょう。
人が歩けば反応してくれるのですが、何キロの体重で何年持つのでしょう・・?と。
通常のデジタルサイネージには、基盤が入っていますね。その基盤の耐久性が気になってしまいました。
何も考えなければただただすご〜い!と思っただけでしたでしょう。
けれど、自社についているキューブ型デジタルサイネージの取付風景を見ているので、構造まで考えてしまいました。
看板の進化の速さにもビックリです。
プロジェクターを使用したサイネージも、ありましたね。暗いところだともっと綺麗に目立つと思います。
4.コンプリートカーフィルムコンテスト?
優勝すれば世界大会へ派遣される、日本一の腕を競う大会だそうです。
実際に現車に、カーフィルムでラッピングするコンテストのようでした。30分?という限られた時間の中で、どれだけ綺麗に早くコンプリート出来るか・・というのが争われるようでした。
私が行った時には、始まっていましたが4人の方々が、4台の同型車両のフロント部にファーフィルムを貼るという競争でしたね。
丁寧だけではダメで、時間も競っています。
なので、どの部分から貼るのが早く完成させることが出来るのか・・ということも考えてスタートでしたね。
一人一人が、貼り初めは同じでも次第に完成していく場所は、違っていました。
簡単な方から完成させる方、半面から完成させる方、細かいところからダクトやライトの細かい部分から勧める方・・とそれぞれでした。
審査の結果は、見れずに帰路に着きましたが、審査する側も難しそうですね。
けれども、どの選手方も素人から見れば素晴らしくスピーディーで綺麗に貼り込んでいたように見えました。
そして、カッティングシートと車両専用カーフィルムの伸縮性の違いにも驚きました。
確かにカーフィルムは、高価な製品です。
プロの技とフィルムの特徴も見れて、良かったです。
ラグレスでは、切り文字程度を車両に貼り込むご依頼はありますが、車両全面を覆いかぶせるラッピングは、まだ請け負っていません。
車両に傷を付けてしまっては、大変ですから・・。
今日は、実際に作業風景を見て、やはり同じ貼り物でも、フルラッピングは車両専門ショップに、ご依頼する事をお勧めします。
初めて、同行させて頂いた、「SIGN EXPO 2023」 でしたが、まだまだ知らない事がいっぱいで、お勉強になりました。
5.まとめ
一般社団法人近畿屋外広告美術組合連合会が主宰し、一般社団法人 日本屋外広告業団体連合会(日広連)が共済、後援には、近畿経済産業局・大阪府・大阪市・大阪商工会議所・(財)大阪デザインセンター と屋外広告に関わるイベント「SIGN EXPO 2023」。
大阪では毎年行なわれているようです。物珍しい、看板材料や便利な機材が紹介されています。
実際に製作しているところも見れます。
看板業界も、人力だけではなく機械が作業をし、機械を操作する人間がいれば製作は、力のない男性や女性でも出来そうですね。
施工をする職人さんは、まだまだ機械では厳しそうですが、新しい製品の開発やLED・サイネージなど、進化のスピードには日々驚かられます。
機会があれば、実際に目の前で見ると面白いこともありましたので、興味のある方は足を運んで見てください。
ありがとうございました。
大阪で看板製作・施工は 看板屋 ㈱ラグレス まで・・他府県も対応可能です。
まずは、御見積り・お問い合わせからでも お気軽に・・・・・