【街の看板屋ですが定例会議は必要】
ラグレスは、大阪東部にある田舎町の小規模な看板屋です。代表は月末には食事会のような形で美味しいものを御馳走してくれていました。スタッフは、お酒が入るといつもよりも、話が弾み楽しみでもありました。新人スタッフが増えると雑談だけではなく定例会議らしくなる一面もあり「決め事(マニュアル)も必要?」と成長中のラグレスです。
1.街の看板屋でも定例会議も必要
これまでは、少人数で協力業社様方と頑張るラグレスでしたが、今年度からは新入社員も増え、会社組織のような決め事も必要になってきました。
これまでは自主性を尊重し、それぞれが出来ることを頑張る事で、上手く保って来たところもありましたね。
けれども、人数が増えるとそれぞれが頑張ることにも個人差もあり、やはり決め事が必要かな?というところです。
工務部と営業部は、時間的に普段はゆっくり話すことが出来ないところがあります。
施工作業の指示や連絡だけでも、打ち合わせの時間が掛かることも多いです。
なので、代表は月に1度の食事会でコミュニケーションが取れれば・・と考えていたようです。
2.看板屋での決め事(マニュアル)って何?
決め事って何?と思いますね。
これまでは、同年代で同じような考え方でもあり、改めて決めなくても代表がビジョンを話すと言葉を聞いているスタッフは、自然に「代表はこういう考えなんだ〜」と察知する。
そして、自分たちもそのビジョンに向かっての考えを行動するには何をすればいいのだろう・・。それぞれが出来ることを頑張ってきました。
けれど、新入社員が増えると、代表が度々同じ話を一人一人とする時間はなくなります。
話を聞いたところで新人スタッフが、直ぐに全てを理解する事も難しいでしょう。
そして、多くの会社にはそれぞれにルールがあり、新入社員がこれまで努めていた会社とラグレスには違いもあるでしょう。
ラグレスでのルールや作業についての考え方やビジョンを可視化することが重要なのでは?という事で会議の時間も取る食事会となりました。
3.ルールは簡単なことから始める
だからと言って、難しい出来ないルールを決めたところで、守れなければ意味がないですね。
なので、その部分を話しやすい食事会の場で話し合います。
ルールは、普段の行ないの中で、気付いた事や改善した方が良いのでは?と感じたことがあれば、メモをしておく。
そして、その内容をみんなで確認しながら話し合うという方法です。
すると、「これはできるでしょ?」「これは難しいね」と意見を出し合います。
そして、少し頑張れば出来そうなところで、ルールとして決定という感じです。
みんなで話し合い、決めたルールは翌月の会議には、結果報告をします。
ルールと言っても、硬い規則ばかりではなく、挨拶の仕方や現場でのマナーや道具を購入する時の注意点など・・簡単な事も含まれます。
なので、出来たか出来ていないかも報告し、ひとつひとつをクリアに当たり前にできるようにしよう。ということからです。
10代、20代の若者を社員として教育するのも、それぞれ担当スタッフの役割のようです。
それぞれの世代ごとに、価値観も違えば、考え方や物事の捉え方も違います。
性格も関係するのでしょうけれど、世代を超えて目標に向かい切磋琢磨しながら、成長できる職場造りができれば最高ですね。
4.まとめ
大阪の看板屋ですが、少人数で協力業者様方と頑張るラグレスでしたが、今年度は社員を3名増員し、さらに目標に向かい成長中です。
それぞれが、担当部門の作業を効率よく熟せるよう、自主的に努力し頑張るという体制でした。
けれども、さらに若い新人社員が入社すると、ある程度のルールや決め事は必要なのでは?と考えることが増えてきます。
これまではマニュアルもルールもなく、月に1度の食事会でコミュニケーションを取りながら、代表のビジョンを知ることで、それぞれが出来ることを熟してきました。
若い世代の新人スタッフが増えると、代表のビジョンや目標を一人一人に伝えることは時間的にも難しいことや、世代が違うと価値観や考え方、捉え方の違いも多少はありそうでした。
そして、ルール決めは必要!と考え、月に一度の食事会には、定例会議の時間も含まれるようになりました。
出来ないルールを決めるのではなく、当たり前のルールから少々努力すれば出来るのでは?という簡単なことから始めようというところです。
10代20代の若者を社員として迎え入れるということは、世代間の違いを埋めていく事も重要です。
代表のビジョンに賛同し、共に切磋琢磨し、成長し続ける職場造りを行うには、それぞれの価値観や捉え方、考え方の違いをしっかり確認し、話し合う場は必要だなと感じます。
社内の硬い場だけではなく、お酒と美味しい食事を頂きながらというところがいいのでしょう。
ありがとうございました。
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