電飾看板 LED蛍光灯がまた変わる?

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【電飾看板 LED蛍光灯がまた変わる?】

先日、搬入された突き出し看板に内蔵されているLED蛍光灯を見た若い職人さんは、また新しい部品?がついている事に気付いたようです。「初めて見ました・・」と。そうなんだ〜また新しい素材が使われてゆくのか・・?早いな〜。購入時の注意点も必要。

 

1.電飾看板のLED蛍光灯部品が新しい?

 

 

先日、搬入された「LED照明用突き出し看板」の面板を外している職人さんは「あれ?こんな部品初めて見た〜」と何か発見したような・・。

 

 

 

新しい看板も、既存看板のデザインシート貼り替えの際には、基本的にはアクリル素材の面板が多いでの、一旦看板から取り外しシートの貼り付け作業を行います。

 

 

 

大きめのLED用電照突き出し看板の面板を外すと、搬入された蛍光灯の片側が少しずれていたので、よく見るといつもと違う仕様の止め具が付いているようでした。

 

 

 

これまでの蛍光灯は2本の細いピンのような棒を蛍光灯器具の取り付け穴にはめ込み、くるりと回転させると固定される物が多かったですね。

 

 

 

今回の新品の突き出し看板の留め具は、片側のみ柔らかいゴムのようなカバーが付いているようで、回さないで差し込むだけのようでした。

 

 

 

 

そして、電源装置も付いていました。12V/24Vに出力する変圧器でした。

 

 

 

 

2.水銀蛍光灯からLED蛍光灯→さらに100Vから12V?

 

 

 

旧型の蛍光灯は、ガラス菅に水銀が使用されていました。LED蛍光灯は、ガラスではなくアクリル樹脂で出来ていますので、割れにくくなっていますね。

 

 

 

 

そして、家庭用照明器具にも使われるようになり、基本的には100V(または200V)の電圧で変圧器は不要でした。

 

*旧型の蛍光灯を使用する照明器具には、安定器がついています。LED蛍光灯の場合は、安定器も不要になります。

 

 

安定器とは

電源とランプの間に抵抗を入れて電流を一定の値に安定させる役割がある装置。

 

 

内照式看板の中に取り付けるLED蛍光灯も100VのLED蛍光灯ですと変圧器安定器も不要になりますので、器具自体の価格も安価な物でした。

 

 

 

 

旧型内照式看板の蛍光灯は、家庭用照明器具と同じで、頻繁に使用する照明の場合は、寿命も早く切れてしまうと取り替えが必要なります。

 

 

 

 

特に高所についている看板の場合、交換費用は蛍光灯は安価でも取り替えの作業費用が高くなりますね。

 

 

 

 

高所作業車が必要であれば尚更。

 

 

 

 

そこで、高寿命のLED蛍光灯やモジュールに交換する作業が増えていました。

 

 

 

 

旧型の蛍光灯からLED化するためには、100VのLED蛍光灯に交換するには器具も同時に交換する事をお勧めしています。(器具の劣化で不点灯になる場合がありますので・・)

 

 

 

 

どうしても器具が交換できない場合には、安定器を外し結線するだけでもLED蛍光灯は点灯はしますので、交換の際にも、現状の仕様を確認せずともLED化ができました。

 

 

 

3.変圧器が必要な12V蛍光灯が増える?

 

 

 

 

変圧器が必要な、12Vの蛍光灯が取り付けられるとなると、交換時購入の際にはLED蛍光灯のV数の確認が必要になります。

 

 

 

 

旧型蛍光灯からLED化された照明器具は、100Vが当たり前で家庭用のコンセントに継なげば、点灯するものと思い使用しています。

 

 

 

 

12V/24V用変圧器が付いている照明器具に100V用LED蛍光灯を付けても点灯しないという事になりますね。

 

 

 

 

何かの不具合があり、LED蛍光灯を購入する際は100V用なのか、12V/24V用なのかをしっかり確認し購入しなければ点灯しなかったり、逆の場合はショートしてしまえば破損し使えなくなることにもなります。

 

 

 

4.まとめ

 

ふと職人さんの呟きから・・内照式突き出し看板の蛍光灯の仕様が変わっている事が話題になりました。

 

 

若い職人さんは「初めて見た〜」とシリコン樹脂のような蛍光灯の止め具を見て呟きました。

 

 

そして「変圧器も付いていますね〜」と。

 

 

最近の内照式蛍光灯看板はLED蛍光灯でも、安定器も変圧器もなく蛍光灯と配線を止め、看板本体に固定するだけのようなシンプルな器具でした。

 

 

100Vの家庭用コンセントにつなぐ事も容易で、購入の際もこれまでの旧蛍光灯と同じ感覚で購入していましたね。

 

 

今後は、LED蛍光灯に関しては12V/24V用が主流になるのでしょうか・・。

 

 

省電力で点灯するのであれば、消費電力も少なく電気料金はお安くなると考えます。

 

 

変圧器を使用するにあたり、どれだけの電力が必要なのか・・ということは私には分かりませんが、特に屋外仕様の看板には、感電防止や省エネを視野に入れ、既に多くの企業でも利用されているようです。

 

 

 

省エネを目指し新しい製品が開発されますが、便利で良い事もある分、転換期の間は確認作業の手間が増える事もありそうです。

 

 

 

家庭用照明器具も12VのLED蛍光灯が主流になるのでしょうか・・・。

 

 

 

ふと、耳にした呟きから気になり、記事にしてみました。

 

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

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