居抜き物件で開業!残置看板のメリット・デメリット

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【居抜き物件で開業!残置看板のメリット・デメリット】

開業するには店舗を探します。飲食業では特に居抜き物件はすぐに開業できる程に什器・備品が残っている店舗もあります。そこには看板も。けれど看板に関しては、メリットもあればデメリットにもなりかねません。看板屋の考え方は・・。

1.居抜き物件の残置看板の再利用

 

 

 

居抜き物件は、飲食店等では什器や備品がそのまま使用できるものが残っている事もあり初期費用を抑える事ができるメリットがあります。

 

 

 

 

看板も大抵の場合は、残っています。デザイン面は白戻しがされているものもあります。

 

 

 

 

看板の再利用を行い、デザイン面のみを交換し新たな店舗にする事が多い中、ふと疑問に思う事もあります。

 

 

 

 

成功?失敗?繁盛していますか?・・・と。

 

 

 

 

2.残置物看板のメリットとデメリット

 

 

 ・看板屋がメリットと考える事

 

費用面は確かに削減できるでしょう。残置物の板面のみを交換すれば何かが変わった事が認識されます。

 

 

 

 

 

初回入店の集客にも繋がるかもしれません。

 

 

 

 

 

けれど、残置看板を再利用するとなると店舗外観は殆ど同じような造りになってしまいますね。

 

 

 

 

文字・デザインの変更程度です。

 

 

 

 

それで、満足できますか?

 

 

 

・看板屋がデメリットに感じる事

 

まず、一番に考えることは前店舗はどうして閉店したのでしょう?

 

 

 

廃業してしまったのか?それとも拡大のための移転なのか?により、お店に対する世間からの見方が変わってくると考えます。

 

 

 

 

ハッキリ言うと潰れたお店の看板を再利用するのですか?と言うこと。

 

 

 

 

基本的にはお店が閉店すると潰れてしまった。と考えられます。気持ち的にはどうでしょう・・。

 

 

 

 

新鮮な気持ちで開業しようと頑張る時に、店舗の顔となる看板を潰れたお店の看板を再利用するの?そこを妥協するの?と思うことはあります。

 

 

 

 

異業種でしたら、話は別です。それ程、こだわる事なく残置看板の店名やデザイン面の貼り替えだけでも、集客に繋がるものと思います。

 

 

 

 

3.看板屋からの提案として

 

 

居抜き物件が見つかり残置物看板があれば

 

・不動産屋との契約前に看板屋に問い合わせる。

・既存看板は再利用または撤去のどちらがいいのか?

・看板屋との商談後に不動産屋に交渉をする。

 

 

居抜き物件を探すのは不動産屋にお願いします。

 

 

 

 

開業しようとしているお店のイメージの店舗が見つかれば、一旦契約はせずに先に看板屋に問い合わせます

 

 

 

 

 

開業する店舗の外観イメージがあると思います。

 

 

 

 

そのイメージ通りの外観にするためには残置物の看板は再利用が良いのか?撤去し新品の看板を取り付ける方が良いのかを商談します。

 

 

 

 

再利用でも新店舗がイメージ通りの外観になるのであれば大丈夫ですが、撤去した方が良いのであれば、契約前の不動産屋に看板の残置物が無い条件で契約したい宗の交渉をして見てください。

 

 

 

 

契約後に撤去するのであれば、無駄な撤去費用も入居者側が負担し、退去の際には撤去した看板も現状回復として戻す必要もあります。

 

 

 

 

なので、入居前に残置物無しでの契約交渉が可能になれば、退去の際に新たに取り付けた看板が不要であれば残置物として残しておく事も可能な場合もあります。

 

 

 

 

そして、真っ白なキャンパスにイメージ通りのお店を造る事が出来るということになりませんか?

 

 

 

 

契約事もじっくり検討すると費用の削減方法も他にもあるかもしれません。

 

 

 

 

4.まとめ

 

居抜き物件の店舗で開業しようとご検討中の方々へ、残置物として残っている看板再利用のメリット・デメリットを考えてみました。

 

 

 

残置看板の再利用でのメリットは、大抵は費用を少々削減出来ることです。

 

 

 

看板屋からするとデメリットの方が多く無いですか?と思う事があります。

 

 

 

 

デザインを作成する際も、サイズを残置看板に合わせなければなりません。

 

 

 

前店舗のイメージを無くすことを簡単には出来ない。廃業した店舗のものをそのまま使うことに繁盛させることが出来るのか不安も残る。

 

 

 

 

ただし、異業種の場合は例外。内装改装・看板面貼替で全く違う店構えになることが多い。

 

 

 

 

新たな気持ちで開業という挑戦をするのに、お店の顔である看板を妥協するのは勿体ないのでは?と考えます。

 

 

 

と言うことから、看板屋が思う残置看板がある場合の最善策として、撤去は契約前にしてもらう。(無償で・・)

 

 

 

 

そして、思い通りの店構えに改装し、新鮮な気持ちで前店とは違うんだよ!とアピールできるような、看板を製作設置する。

 

 

 

 

予算内でイメージ通りのお気に入りのお店に仕上げるためにも、しっかり検討し費用削減の順序を間違えないよう進行させる事をお勧めします。

 

 

 

集客・入店に一番影響のある店舗看板を、新たな看板を設置するのとそれほど費用の変わらない残置物で妥協してしまうよりも費用削減できる方法を違う形で探してみることも視野に入れ、検討することをお勧めします。

 

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

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