【高所作業車での作業では準備は入刀に・・】
看板施工には高所作業車が必要になる場合がよくあります。ビル3〜4階が約10m程度なので12m程度のブームの高所作業車をよく利用します。作業スペースの広いスーパーデッキやユニック車も必要になる場合もあります。スタッフの話しを聞いてみると特殊車両を使用する際には通常の作業よりも、さらに入刀に準備を行っているそうです。
1.看板施工には高所作業車使用
2階以上の外壁に看板を設置する際には、高所作業車が必要になります。
市内や繁華街のビル壁面看板工事等の場合は、高所作業車を使用するには夜間で行うことも多くなりますね。
日中の通行人の多い場所や時間帯は、特殊車両上での作業は控えた方が安全でしょうということです。
作業をする側も通行される方々にも、危険を伴わないようにご迷惑が掛からないようにと考えます。
そして、高所作業車内で作業をするの場合には、通常作業時よりも一層、入刀な準備が必要になるそうです。
今日は、その辺りをスタッフに聞いてみました。
・12mスカイマスター
12mスカイマスターは、よく使う高所作業車のようです。車両によりブームの長さが約9mから30m程伸び幅に違いがあるそうですが、弊社にご依頼の看板施工には12mが使い易い長さの場合が多いようですね。
高所作業車は工事に丁度いい、ブームの長さの車両を使用することがお勧めなようですね。
ブームの先にはバケットがついているのですが、そのバケットの中で作業を行います。
スカイマスターのバケットは大人が丁度二人乗りで、作業が出来る程度のものが多く使い易い車両のようです。
複数の人数で高所での作業をしなければならない場合は、スーパーデッキという車両を使用することもあるようです。
こちらの車両はバケット部が広くなっているので重量のある看板やサイズの大きな看板の取り付け時には、複数人の手が必要になります。
そんな時には、便利ですね。
そこで、問題です。
大きなバケットのついている作業車やブームが長く伸びる車両は「大は小を兼ねる」ということもあり大きい方が良いのでは?と思います。
が・・・違うようです。
2、街の中の障害物に注意!
街の中には、障害物がたくさんあるようです。
・まず電線!
電柱から電柱(電力柱・電信柱)へと出ている複数の線は、電気線や電話線など様々。この線に触れないように作業車のブームを操作しなければならないのです。
断線させてしまうと 大変なことになります。(停電・通信障害)
この線は、繁華街に行く程本数も多く新しいものから、劣化しているような線まで多数。
なので、バケットが大きすぎると、それらの電線に引っ掛かり施工場所まで辿り着けないような密集地もあるそうです。
そこで、作業車のバケットやブームの上下作動は出来る限り控えるように作業を行うのも職人技のようなところもあります。
・バケットの上下の回数は最小限にするため、施工する際は必要な材料・工具・道具はしっかり点検し、バケットに積み込む。 ・左右の動きは、看板設置には必要ですが、ブームの余計な動作をさせないことも大切。 |
・職人方は作業車の操作もプロです。小刻みに上手く操作も出来ますが、安全面をしっかり考えるならば、出来る限り作業車の操作回数を減らし、速やかに看板取り付けを行うということが注意点のようです。
・風の影響は即受けます
・ブームを伸ばし作業をしていると風の影響は直接受けます。少し風が吹くとバケットも作業車自体も揺れます。
慣れるまでは少々怖い思いもされた経験は職人方にもあったことでしょう。
ブームの長いものは 30m程ありますので、ビルだと7階から10階程度の高さになります。
その高さで作業中に風で揺れますと危険を伴います。
看板材料など何かを落としてもダメです。本当に慎重に、一刻も早く速やかに作業を完了させることを心掛けます。
通常の工事には無い程の緊張感を持って作業に当たっているのでした。
3.まとめ
高所作業車での作業の際は、作業前の準備も入刀に行うことが、速やかに作業を完成させることに繋がるのでした。
現場スタッフ・職人方は、現場毎に注意を払う場面も変わるようでした。
簡単に納めてくる看板施工に見えていましたが、それはそれは一つ一つ注意しながら作業を行っているのでした。
聞かなければわからなかったことでした。特殊車両での作業の際は通常工事よりもさらに作業車に乗り込む前に、道具・工具・材料の点検を入刀に準備をしているとのことでした。
それは、高所作業車の動作回数を出来る限り少なくするためのものでした。
電線・風・・と障害物の多い繁華街では特に安全に工事を納めるためには重要な注意点でした。
大変な作業をされているのですね。いつも ご苦労様です。
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