【初心者の看板製作 切り文字ステッカー編!】
大阪の看板屋ラグレスで、HPからのお問い合わせや店舗にお越しのお客様のお話を聞かせて頂いていると私もそうですが、お客様は尚のこと、お話が伝わっていないような感じ?そうなのです。全く違う材料を想像しながら、お話していたのです。そこで、看板の材料についてお知らせさせて頂こうと考えました。
1.切り文字ステッカーを作りたいお客様
*左カッティングシート *右インクジェット出力シート
というお問い合わせ。
カッティングステッカー価格一覧表を提示させて頂きました。
とご満足なようです。
と尋ねてみると
と携帯電話から探し出された、デザイン画を見せて頂けました。
格好の良いデザインでした。が・・文字には全周縁取りが3段階付いています。
う〜ん。カッティングステッカーでも出来ないことはないですが・・。
カッティングシートよりも、インクジェット出力の方が製作時間・費用を考えるとお安く出来そうなデザインでした。
そして・・
とお尋ねすると・・
ということでした。
こんな会話がありました。始めて何か看板やステッカーを製作しようと考えてお越し下さったのでしょう。
お越し下さったので素材を見て頂き、触れてみられると全て切り文字ステッカーはカッティングシートで作られているものと思っておられたようで、違いを理解されたようです。
私も看板に興味がなければ、そうなのでしょうと考えました。
2.看板ステッカーの材料シートは主に2種!
*左カッティングシート *右インクジェット出力シート
・カッティングシート ・インクジェット出力シート |
看板屋では、当たり前のシートの違いですが、一般のお客様は看板やガラスに貼っているステッカーは全てカッティングシートで製作され、
「カッティングシート」「カッティングステッカー」と呼ばれていますね。
看板屋では、デザインによりカッティングシートとインクジェット出力シートを使い分けます。
今回のお客様のデザインを見せて頂くとインクジェット出力の方が、綺麗にお安く出来そうかな?というデザインでした。
けれど、お客様は口頭でのご説明では、ハッキリとした違いが分からないようです。
実物をご覧になり、実際に触れてみると全く違うシートだということが分かるのですが、ネットなどでお調べになられているとは思いますが、映像や画像だけではわかり難いものですね。
製作したいデザインが画像や複数カラーを使用した文字の羅列でしたら、インクジェット出力シートをお勧めします。
実際に見て、触れて頂くと、違いは直ぐにご理解出来ますよ。街中の看板をじっくりご覧になってみて下さい。
3.施工場所にも、要注意!
*透明 *ホワイト *乳半 *グレー
シートの1番の違いは「厚み」ですね。後は裏面が見えるガラス等に施工する場合は「裏面のカラー」も重要ですね。ですが裏面のカラーには限りがあります。
・カッティングシートは「ホワイト・シルバー・同色」。 ・インクジェット出力シートは「透明(少々透過)・ホワイト・乳半・グレー」。 |
主に、こんな感じですので裏面も見える場所への使用でしたら考慮した方が良いでしょう。
そして、インクジェット出力シートには、期間別に裏糊の種類も選択出来ます。
短期用(再剥離)・中期用・中長期用・長期用などがあります。
文字通りですが、再剥離というと短期的に貼り替えなどで剥がす際、シートが剥離しやすく、糊残りが少ないシートという認識で良いと思います。
何気なく見ている街中に貼られている、切り文字ステッカーや看板シートですが、素材も多数です。
初めての看板や切り文字ステッカー製作を検討されている皆様、一度街中の複数の看板デザインを見てみると参考になるかもしれませんね。
4.まとめ
始めての看板・切り文字スッテカー製作を検討中の方々に、お知らせです。
切り文字ステッカーのシートには、主に2種類のシートがあります。
・カッティングシート
・インクジェット出力シート(インクジェットメディア)
共に裏面のカラーにも限りがあります。
・カッティングシートはホワイト・シルバー・同色
・インクジェット出力シートにはホワイト・透明・乳半・グレー
インクジェット出力シートには使用期間により「短期用(再剥離)・中期用・中長期用・長期用」があります。
再剥離は、裏糊が残り難いので、貼り替えの予定がある方には、お勧めです。
今日は、始めて切り文字ステッカーの製作をご検討中の方々に、ご参考までにシートの種類をお知らせさせて頂きました。
ありがとうございました。
看板製作・施工はもちろん撤去のご相談もお気軽に・・。
相見積もりも大歓迎です。お電話から・お問い合わせメールから大阪の看板屋ラグレスまで・・・。