【DIYでカーラッピングするならシート選びが重要】
愛車のイメージチェンジにカーラッピングを検討されている方にお知らせです。看板屋ですが弊社社用車ルーフにお試ししてみました。ラッピングする際のフィルムシートをカーラッピング専用フィルムを買い求めればDIY熟練者の方には気軽に挑戦できそうです。
1.カーラッピング専用フィルムとは
大切な愛車をみると、なぜか装飾したくなることはないですか? 十分お気に入りなのですが、毎日見ていると何処か何か飾りたくなるものですね。
今回は、看板屋ですがカーラッピングに挑戦してみました。
ウインドウサインは看板屋では通常の作業です。平面な場所への施工が殆どです。
車となると逆に平面な部分はないのでは?と思うほど曲面が多いですね。
看板屋が窓ガラスやボディに施工するシートは、カッティングシート又はインクジェット出力シートです。
今回は、3Mのカーラッピング用フィルムシートを使用してみました。お試しです。
カーラッピング専用フィルムはカッティングシートとは別物!!ということに気付きました。
2.カッティングシートとカーラッピングフィルムの違い
車のボディに社名やロゴを施工するのは、看板屋の通常のお仕事ですので、頻繁に請け負っています。
カッティングシートで切り文字や抜き文字を製作し、窓ガラスやボディーに貼り付けます。
多少の凹凸はありますが、カッティングシートも塩ビフィルムですので多少は伸縮するので、看板屋としては難度の低い施工です。
カーラッピング専用フィルムは、厚みも伸縮度合いも全く違ったものでした。
看板屋で使用するカッティングシートは伸び過ぎると、文字やロゴ等が変形してしまいますので困ります。
多少の曲面は、ヒートガンなどで温めながら施工します。
ラッピングフィルムはグングン伸びます。温めて引き伸ばしながら貼り付けますので、少々シワができても、浮かして伸ばしてという作業が可能です。
カッティングシートの場合は、薄いシートですので温める際に溶けて切れてしまう事が多いですね。
カッティングシートでカーラッピングは、使い慣れている看板屋でも難しい作業になります。
3.インクジェット出力とカーラッピングフィルムの違い
インクジェット出力シートを社用車のボディーに施工するお仕事も看板屋ではよくあります。
インクジェット出力シートは、ご希望の絵柄や文字をそのまま印刷したものを貼りますが、このシートはカッティングシートよりは随分厚めのシートです。
種類も豊富で再剥離用を使用すると、剥がす際も糊残りが少なく綺麗に剥がれます。
温めると伸縮もしますので、多少の凹凸面や曲面にも貼ることはできます。
フィルムとの一番の違いは、艶がないところでしょうか・・?
文字・絵柄を写真のように印刷ができる分、フィルムのように艶は出ませんので、単色の一面貼りには不向きですね。
印刷物には最適です。
4.カーラッピングお勧めフィルムは?
今回弊社で使用したフィルムは、3M社 ラップフィルム 2080シリーズです。
ルーフに貼ってみましたが、カーラッピング専用ですので、通常のサイズよりも1524mmと幅広ですので、1枚で貼れるのも嬉しいところです。
そして、プロテクティブフィルム(保護フィルム)が表面についていますので、施工時もスキージーなどでフィルムを傷付ける心配もなくなりますね。
このプロテクトフィルムも共に伸縮してくれるので、施工がしやすくなります。
綺麗に施工が完了すると、プロテクトフィルムを剥がすと艶々のシートが現れます。
なんと言っても塗装と違うところは、飽きればすぐに剥がせるところも便利です。糊残りも少なく、新たなフィルムを貼ることにより、さらにイメージチェンジも可能になりますね。
塗装が剥げる寸前の車両や日焼けで退色したボディには、部分であれば再塗装よりも安価で手軽にボディーカラーが蘇ってくれたように見えます。
5.まとめ
看板屋ですが、カーラピングに挑戦してみました。
社用車の窓ガラスやボディーに、看板施工のご依頼は通常の業務です。今回は、カーラッピングに挑戦してみました。
施工場所はルーフです。
「カッティングシート」・「インクジェット出力シート」・「カーラッピングフィルムシート」を比べてみました。
カーラッピングするならシート選びが重要な事に気付きました。
看板屋として通常業務のカッティングシート貼りでも.車の曲面が多い場所への施工はかなり厳しい物がありました。
インクジェット出力シートは、比較的簡単な作業ですが艶がない物です。
DIYでカーラッピングをするなら、失敗しないコツとしては「フィルムシート選びは重要」だと感じました。
カーラッピングには、3M社のラップフィルム 2080シリーズはお勧めです。
ありがとうございました。
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