【看板に付ける照明器具の重要性】
看板を製作施工の御商談の際に、時折感じることをお知らせします。看板デザインや仕様については、じっくり思案し・ご検討後ご注文頂きます。その際に照明器具も看板設置の中には重要な役割を果たしてくれるツールなのに・・照明器具の予算は別物と考えられているオーナー様が時折いらっしゃいます。折角作った看板なのに、効果半減でもったい無いなあと言う事です。
1.照明器具の数について
一番に思うことは、スポットライトの本数ですね。
店舗の顔となる看板ですので、オーナー様方はしっかりデザイン面も検討され、店舗・企業に合った最良の看板を製作施工しようと考えておられる事がよくわかります。
看板費用は設置される看板のサイズにもよりますが、大きなサイズの看板になると安価な看板でも、それなりの費用は掛かりますね。
ロゴ・デザインを新たに製作するとデザイン費は高額になる場合もあります。
それだけ立派な看板を製作する為に費用を掛けられているのに、照明器具を決定する際に本数を減らされる事をご要望される場合があります。
照明器具と看板は別物なのでしょうか・・?看板屋としては、その時には「あ〜もったい無いな〜」と感じてしまいます。
2.スポットライトの必要数の決め方
弊社が通常利用しているスポットライトは、一般的なものとしてはアームの長さが約50cm〜90cm程のものが多いです。
こちらのスポットライトは、アルミ複合板+インクジェット出力の平看板の場合には、1灯で1m四方を照射すると想定しています。
*例えば、H900xW4000サイズの平看板の場合は、4本がベストな本数と考えます。
看板デザインが暗くて見えない部分をなくすようにこの位は必要かと思います。
御見積書を作成する際にも、通常はこの位の本数で行っております。
折角、時間と費用を掛けて設置した看板が、何が書かれているのかハッキリしなくて、通行人の方々に認識されなければ看板を設置した意味がなくなります。
今必要でないお店の看板でも、見ようと言う意識がなくても、目に飛び込んでくる看板は、認識されてしまいますので、何かの際には思い出して頂けそうですが、見えない看板を必要がない時にわざわざ通行中に一生懸命見ようと言う意識はなくなりますね。
それでは、ゼロではないですが、看板の値打ちが減ってしまいます。
3.看板は認知・集客・誘導の役割
看板屋としては、この3点の役割を果たす看板を製作するのがベストだと考えています。
看板のデザインを決める際にも、デザイン性を重要視するのであればまた別問題ですが、誰でも読める見やすい看板が、一番多数の方々に認識していただけるのでは?と感じています。
難しい漢字の看板・小さなアルファベット文字の看板等ですと、映像としては記憶に残りますが、音としては認識出来ていない分記憶には残りにくい看板になってしまいますね。
*簡単に説明すると、「さくら・桜・cherry tree・Japanese cherry」。どれも、桜のことです。
日本語で書かれた文字は、目に留まった瞬間に、桜の木や花びらの形などが映像で想像され、音としても「サ・ク・ラ」と記憶に残りますね.知らない間に・・。
こういう看板が、認識して頂くには良いのですが、それに加えイメージも重要になります。
英国・米国調のショップには 「cherry tree・Japanese cherry」のような英文字の方がおしゃれなイメージになりますね。
集客・誘導を考えるなら、こちらを検討するのも重要です。
看板を際立たせることと、どんなお店なのかを想像していただける、イメージ造りも大切に照明器具の選択もお勧めします。
が・・何より広告したい文字・絵柄がハッキリ見えないことは、費用を掛けて設置したのに勿体ない看板になりかねませんね。
看板製作の際には、照明器具もしっかりご検討頂く事を看板屋としてお勧めします。看板製作施工の際には、照明器具の予算もお取り頂き、トータルの予算内での看板を設置するのが、ベストかと思います。
4.まとめ
看板製作施工の際に、気になることの一つとして照明器具を節約しようと考えるオーナー様に時折出会います。
看板製作施工には十分に気配りをされ、最良の看板を設置される事を目指されます。
その看板を通行人の方々に、夜間もしっかり認識して頂く事ができれば、集客・誘導にも繋がります。
時間と費用をかけて、設置した看板をたくさんの方々に、認識して頂くところまでを視野に入れて予算を組む事を看板屋としてお勧めします。
照明器具を含めた設置までが、看板屋としての完成イメージとして最良の看板造り御提案させて頂いております。
照明器具も看板設置後の効果を最大限に発揮できる重要な役割を果たすツールですので、慎重にご検討する事をお勧めします。
看板製作・施工はもちろん撤去のご相談もお気軽に・・。
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