【ウィンドウサインの種類・内貼りと外貼りの違い】
窓ガラスに店舗・企業情報や広告物を貼り看板としているのをよく見かけますね。特にビルや窓ガラスの多い建物の職種。医療・建築不動産・学習塾などによく見られます。窓に貼る広告物を看板屋では「ウィンドウサイン」と呼びますが「内貼り」と「外貼り」という施工方法があります。違いについてお知らせします。
1.ウインドウサインの種類
ウィンドウサインとは 店舗・企業の窓ガラスを利用し広告・お知らせをする看板です。 |
素材として、インクジェット出力シート、カッティングシート・フィルム等があります。
・インクジェットシートは、一枚のシートに文言や絵柄をデザインし印刷したものを窓ガラスに貼る。
・カッティングシートは、文字と絵柄も作成可能ですが、使用するカラー数が増えると費用は上がります。
・フィルムシートは、少し薄めの素材で、用途により種類も豊富です。
フィルムシートには、規格製品で絵柄が印刷されている物や、防犯・飛散防止・プライベート空間を保つためのスリガラス調やスモーク調の物などがあります。
2.「内貼りと外貼り」の違いとメリット・デメリット
内貼りは、室内側から窓に貼り付ける 外貼りは、屋外側から窓に貼り付ける |
こちらも、用途によりどちらの方法で施工するかを検討させると良いと思います。
看板屋としてお知らせしたいメリットとデメリットがあります。
【内貼り】
*インクジェット出力シート内貼り
・メリット
高所に貼り付ける場合、費用が安く施工が出来る。
室内側からフィルム等を貼りプライベートスペース等の確保をし、屋外から外貼りで広告を貼る。と言うように同時に2つの目的に使える。
・デメリット
特に高所に施工する場合、本来はインクジェット出力シートやカッティングシートを貼り、少し距離のある場所からでも認識して頂く為に使用するのですが、太陽の光やスポットライトの光がガラス面に反射し、文字・絵柄が見え難くなる。
【外貼り】
*インクジェット出力シート 外貼り
・メリット
ハッキリとしたカラーを使用し、文字・絵柄をデザインすると遠方を通行する方々にも認識して頂ける。店舗前を通行する方々には、知らず知らずの間に目に留まってしまう程のインパクトがある。
・デメリット
高所に施工する場合は、高所作業車等の重機が必要になり施工費が少々上がる。
内貼りに比べ、日光やスポットライトによる焼けや色落ちに多少影響がある。
こんな感じですね。
施工場所や費用、使用期間により検討されると良いかと思います。
3.看板屋としてのおすすめ
高所に施工するのであれば、外貼りをおすすめします。
内貼りで高所窓ガラスへの施工は、日中は太陽の光が眩しく低い場所から高所に目を向けるだけでも、太陽の光が眩しく目を逸らしてしまいますね。その上窓ガラスで反射しているようですと見て頂けない可能性があります。
それでも、内貼りがご希望であれば、出来るだけ太陽光に反射しにくいカラーを選ぶことをおすすめします。光を吸収しやすいカラーや、少しくすみのあるカラーを選ぶと見やすくなりますね。
ただし、吸収してしまうという事は、夏場には室温が上がってしまう可能性もありますが・・・。
インクジェット出力シートはカッティングシートやフィルムよりは厚めのシートですので、多少の遮光性はあります。
強力に遮光を望まれるのであればインクジェット用遮光シートを使用することも可能です。
医療機関のウィンドウサインでは、両面に施工される場合が多いです。
*内貼りににフィルム・外貼りにカッティング施工
内貼りにスリガラス調のフィルムを貼り、外貼りにカッティングシートで文字絵柄をデザインし医院の詳細情報や広告等を貼り、窓ガラス両面を上手く利用されます。
ウインドウガラスはスペースを取られる事無く、広告・情報をお知らせでき、費用的にも比較的安価で、何より情報や広告に変更がある場合や撤去が簡単に出来るという事です。
シートを剥がすだけで元のガラス面に戻り、情報・広告を変更したい場合にも貼り替えるだけでお安くできますね。
4.まとめ
ウィンドウサインのシート素材は、インクジェット出力シート・カッティングシート・薄手のフィルム等が主流です。
施工方法も、内貼りと外貼りがあります。
内貼りは室内側から施工。外貼りは屋外側から施工。
それぞれに、メリット・デメリットもあります。
高所に施工するのでしたら、光に反射しにくい外貼りがおすすめ。
内貼りには、快適空間づくりにフィルム施工。外貼りで広告を兼ねたシート施工を行い、ガラス両面を使用する方法がある。
施工場所や用途により 「内貼りと外貼り」を選択されることをおすすめします。
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