看板業界では、Adobe Illustrator(イラレ)は、もはや必須ツールです。デザイナーだけでなく、制作・出力・施工に関わる人間であっても、最低限触れたほうが仕事がスムーズに進む場面は多々あります。そこで、勉強始めた私の感想・・。
1.「操作できる=仕事ができる」ではない

実際・・
・誤字修正
・サイズ変更
・色替え
・ロゴの差し替え
こういった「ほんの少しの修正」でも、イラレが使えなければデザイナー待ちになり、作業が止まることがあります。
「イラレが使える人が現場にいる」それだけで、看板屋の生産性はかなり変わります。
けれど・・・ここで問題になるのが、「使える」の中身です。
最初は・・
「文字が打てる」
「サイズが変えられる」
「色が変えられる」
ようになっただけで、かなり成長した気分でした。
ですが・・
「イラストレーターが使える=仕事ができる」
ではない、ということを実感させられています。
2.ほんの少しの修正なのに時間がかかる

看板製作の仕事では・・
・ミスがないかの確認
・色変更
・サイズ変更
・ビス頭隠し(タッチアップ)製作
といった「ちょっとした作業」があります。
正直、最初は・・
「これくらいすぐ終わるでしょ」と思っていました。
ところが実際にやってみると・・
・カットラインの一部を印刷しない
・ビス頭は、デザインの一部のみを複数印刷
・デザインの中から使用したカラーを選び印刷
・デザインの分割・塗り足し
こんな簡単なことでも時間がかかる。
デザイナーさんは、どうしているのでしょう・・?と考えさせられています。
ショートカットキーを全て覚えているのか・・。
先日、代表が作業をしているのを横で見ていると、キーボードを打つスピードが速い!
見ていれば、何か一つでも覚えるのでは・・?と思いましたが、早すぎてあっという間に終了・・。
私が、この記事を打ち込むスピードの数倍の速さでしたね。
3.いまは「使える」より「慣れる」段階

まだ、「イラストレーターが使えます」なんて、とても言えません。
今は・・
・開ける
・保存できる
・文字が直せる
それだけでも精一杯です。
でも・・
それができるようになっただけでも、最初の頃よりは前進していると思わないと、やってられない気持ちになります。
「使える」以前に、「慣れる」段階。 今はそこにいるのですね。
4.センスって才能なんだろうか?看板屋ができるセンスの鍛え方

では、この「センス」は生まれつきの才能なのでしょうか。
結論から言えば、センスは後天的に身につけることもできるそうです。
センスとは・・
・良いデザインを見た量
・悪いデザインに気づいた経験
・なぜ良いかを考えた回数
この積み重ねのようです。
何も考えずに触っているだけでは身につきませんが、意識して見る・考えることで、確実に鍛えることができる。
こう言われると、少し安心できますし、努力してみようかな?と思いますね。
■街の看板を「仕事目線」で見る
街には無数の看板があります。
・なぜこの看板は目に入るのか
・文字は多すぎないか
・色はうるさくないか
・遠くから読めるか
ただ眺めるのではなく、「なぜそう感じたのか」を考えることが大切なのかもしれません。
良い看板は教材であり、ダメな看板も反面教師になります。
■デザインの「型」を覚える
センスに自信がない人ほど、いきなりオリジナルを作ろうとしても時間の無駄なような気がしてきました。
けれども、調べると・・看板デザインにはある程度の「型」があるようです。
・情報は上から下へ流す
・目立たせたい文字を一番大きく
・色は多くても3色程度(業種による)
・余白を残す・・等々
まずは、うまくいっているデザインを真似ること。
構成やバランスを学ぶことが近道なようですね。
そして、キーボード(ショートカットキー)に慣れることも・・。
5.まとめ
イラストレーターは、看板屋にとって欠かせないツールです。
私は、デザイン担当ではありませんので、デザインを作成することはないですが、簡単な操作、修正程度はデザイナーが不在な時でも対応できるようになりたいものです。
まだまだ練習中で、自信もありません。
簡単な修正でも時間がかかるし、時間の無駄だと思うこともあります。
それでも、「センスも才能ではなく、見る・真似る・考えることで身につきます。」と聞くと、続けていけば、少しずつでも「使える」から「できる」に、近づけるかもしれないということを励みに、頑張ろうと思う今日この頃です。
同じように、イラストレーターを練習中の方がいたら、このブログが少しでも参考になればうれしいです。
イラストレーターは、技術よりも考え方で差がつくソフトなのかもしれません。
ありがとうございました。
大阪で看板製作・施工は看板屋 ㈱ラグレスまで・・他府県でも対応可能です。
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