看板リニューアルで補助金・助成金を活用する「大阪版」

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「看板を新しくしたい!でも費用が…」と諦めていませんか?「長年使ってきた看板が色あせてきた…」「競合店が新しい看板を出して、お客様を取られている気がする…」看板をリニューアルして、お店のイメージを一新したい。そう考えていても、皆様が二の足を踏んでしまう理由は「費用」ではないでしょうか。多くの店舗オーナー様が「補助金」や「助成金」制度を賢く活用し、自己負担を抑えて看板をリニューアルすることに成功しています。

 

 

1.看板をリニューアルしたくても「高額な費用」をかけたくはない

 

 

 

 

 

特に、物価高騰が続く昨今、数十万円、場合によっては百万円を超える看板のリニューアル費用を捻出するのは、決して簡単なことではありませんんね。

 

 

 

もし、その費用の一部、あるいは大部分を国や自治体が支援してくれるとしたら、どうでしょうか?

 

 

 

 

「そんなうまい話があるの?」と思われるかもしれませんが、実は意外と知られていない「看板リニューアルに使える補助金・助成金」の基礎知識・制度の例・申請のポイントを調査してみました。

 

 

 

 

知っている人だけが得をする、この制度。あなたの店舗集客に役立つ部分があるのか・・確認してみる価値はあるのでは?

 

 

 

 

2.なぜ、看板リニューアルに「助成金・補助金(税金)」が使えるのか?

 

 

 

 

まずは、基本的な仕組みを理解してみましょう。

 

 

 

 

補助金や助成金は、国や地方自治体(大阪府や大阪市など)が、政策的な目的を達成するために、事業者を金銭的に支援する制度です。(その財源の多くは税金です。)

 

 

 

 

 ■看板は「重要な販促投資」として認められている

 

 

 

なぜ、一店舗の看板のために税金が使われるのでしょうか?

 

 

 

 

それは、国や自治体が「中小企業や小規模事業者の元気が、地域経済の活性化につながる」と考えているからです。

 

 

 

 

看板をリニューアルして、お店の魅力が伝わり、集客が増えれば、売上が上がります。そうすれば、雇用が守られ、納税額も増え、大阪の街全体が元気になります。

 

 

 

 

つまり、看板リニューアルは、単なる「お店の模様替え」ではなく、事業を継続・発展させるための重要な「販売促進(販路開拓)のための投資」として認められているのです。

 

 

 

 

だからこそ、その費用の一部を補助する制度が存在するのです。

 

 

 

 

3.看板リニューアルで活用できる主な補助金・助成金の例【大阪版】

 

 

 

 

補助金・助成金の制度は、年度によって名称や内容が変わったり、募集期間が限られていたりします。

 

 

 

 

今回は、代表的な制度の例をご紹介します。(※実際に申請を検討される際は、必ず最新の公募要領をご確認ください。)

 

 

 

 

 ⑴小規模事業者持続化補助金(全国対象)

 

これは、看板リニューアルで最もよく利用される、有名な補助金です。

 

 

 

対象者・・・従業員数が少ない小規模事業者(業種によりますが、商業・サービス業は常時使用する従業員が5人以下など)。大阪の個人飲食店や美容室、小売店の多くが対象になります。

 

 

 

目的・・・ 地道な販路開拓(新たな顧客を獲得するための取り組み)などを支援すること。

 

 

 

看板での活用例・・・「新メニューをアピールして新規客を呼び込むためのA型看板の製作」「お店の認知度を高めるための突き出し看板の設置」「古くなったファサード看板のデザインを一新し、ブランドイメージを向上させる」など。

 

 

 

補助額の目安・・・ 一般的に、かかった経費の2/3(上限50万円など)が補助されます。つまり、75万円の看板工事なら、50万円が戻ってくるイメージです。(※特別枠などで上限額が上がる場合もあります)

 

 

 

 

  ⑵大阪府・各市町村独自の支援制度

 

 

国だけでなく、大阪府や、大阪市、堺市、東大阪市といった各自治体が独自に設けている制度もあります。

 

 

 

 

商店街向けの補助金・・・商店街に加盟している店舗が対象で、商店街全体の活性化につながるような看板の改修費用が補助されるケースがあります。

 

 

 

創業・開業支援に関する補助金・・・ 大阪で新しく事業を始める方向けの補助金で、その経費の一部として創業時の看板設置費用が認められる場合があります。

 

 

 

事業承継に関する補助金・・・親から子へ店を引き継いだ際などに、店舗のイメージを一新するための看板リニューアル費用が対象になることがあります。

 

 

 

 

これらの情報は、各自治体のホームページや、地元の商工会議所・商工会で案内されています。「自分の店があるエリアで使える補助金はないか?」と、一度問い合わせてみる価値は十分にあります。

 

 

 

 

 

4.知っておくべき注意点:補助金は「後払い」が基本!

 

 

 

 

「補助金を使えば、手元にお金がなくても看板が作れる!」と考えるのは早計です。補助金には重要なルールがあります。

 

 

 

 ■ 原則は「先に支払って、後から戻ってくる」

 

 

 

ほとんどの補助金は、以下のような流れになります。

 

 

 

申請・審査・・・「こういう計画で看板をリニューアルします」という計画書(申請書)を提出し、審査を受けます。

 

 

採択(合格)・・・審査に通り、「補助金を交付します」という通知をもらいます。

 

 

事業実施・支払い・・・ 看板屋に発注し、工事を行い、一旦、全額を自社で支払います(ここが重要!)。

 

 

実績報告・・・「計画通りに看板が完成し、支払いも完了しました」という報告書と証拠書類(領収書、完成写真など)を提出します。

 

 

補助金の受給・・・ 報告内容が確認された後、指定した口座に補助金が振り込まれます。

 

 

 

 

つまり、一時的にせよ工事費用の全額を用意する必要があるという点には注意が必要です。金融機関からのつなぎ融資などを検討する必要があるかもしれません。

 

 

 

 

5.申請の壁は「チーム戦」で突破!看板屋と専門家の連携がカギ

 

 

 

 

 

補助金の最大のハードルは、「申請書類の作成」です。

 

 

 

「事業計画書」「販路開拓の具体的なプロセス」を文章で論理的に説明する必要があり、日々の業務に追われるオーナー様にとって、これを全て一人で行うのは大変な作業です。

 

 

 

 

私たち看板屋にとっても、複雑な行政手続きの書類作成は専門外で、法的な観点からも代行することが難しい領域ですね。

 

 

 

 

そこで成功の鍵となるのが、「餅は餅屋」のチーム戦です。大阪での採択率を高めるためには、それぞれのプロをうまく活用することが近道になります。

 

 

 

 

 

  ⑴看板屋の役割=「審査員に響く根拠(素材)」作り

 

 

例えば、私たち看板屋の役割は、審査員が見た時に、「この看板なら確かに集客効果がありそうだ」と納得させるための「根拠(素材)」を用意する。

 

 

 

詳細な見積書・・・ 補助金の審査では、金額の妥当性が厳しくチェックされます。どんぶり勘定ではない、明細が明確な見積書を用意します。

 

 

 

施工前(Before)の写真撮影・・・劣化具合や、現状の問題点(視認性が悪いなど)が客観的に伝わる写真を撮影・提供します。

 

 

 

これらは、申請書を書くための「ネタ(材料)」として必要です。

 

 

 

 

  ⑵書類作成は「申請のプロ(専門家)」と連携

 

その「材料」を使って、実際に採択されやすい申請書を書き上げるのは、行政書士や中小企業診断士といった「申請のプロ」の領域です。

 

 

 

スムーズな情報共有・・・ 専門家が必要とする看板の技術的な情報や見積・請求書等を、やり取りすることもできます。

 

 

 

 

「良い看板」×「良い計画書」= 採択への近道

 

 

 

自分一人で抱え込まず「看板の中身は看板屋」へ、「書類の作成は専門家」へと任せることで、クオリティの高い申請が可能になります。

 

 

 

 

6.まとめ

 

補助金や助成金は、基本的に「知っていて、正しく手続きをした人」だけが受けられる恩恵です。

 

 

知らないままだと、本来もらえるはずだった数十万円をみすみす逃してしまうことになります。

 

 

「手続きが難しそう…」と諦める前に、まずは補助金活用の専門家に相談してみてください。

 

 

それを実現するための連携は看板屋にも協力できることがありそうです。

 

 

賢く制度を利用して、お店の新しい顔を手に入れましょう!

 

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

大阪で看板製作・施工は看板屋 ㈱ラグレスまで・・他府県でも対応可能です。

 

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