先日、事務所の蛍光灯が点灯しなくなった。そこで交換しようと、在庫している蛍光灯をつけてみても点灯しない。やっぱりか・・照明器具が両側給電用の器具だったのです。そこで、いつもの仕入れ先に発注しようと価格を聞いてみたところ・・価格の差にビックリ!!
目 次
1.仕入れ先は看板用の素材がメインの商社
看板屋は、看板専用の素材を仕入れます。
仕入れ先も、看板素材をお安く販売している商社さんです。
先日、事務所の40w直管蛍光灯が切れてしまい点灯しなくなりました。
そこで、看板用の蛍光灯を在庫していましたので取付けてみると、点灯しません。
予想はしていたのですが、事務所の照明器具は両側給電式の照明器具が取付けられていたのです。
器具には記載が無かったので・・残念!
いつもの通り、仕入れ先に発注しようと思い、念の為、価格を問い合わせてみました。
最近の看板用のLED蛍光灯は、片側給電式が増えているため、両側給電の蛍光灯を発注することが減っていたためです。
そこで、ビックリ!!
価格は、2倍近くの差があるということ。
「看板用なので・・」ということでした。
「部屋の蛍光灯なら、ホームセンターとかの方が安いかもしれませんね・・」と。正直な営業マンさん。
そうだったのですね。
2.看板用照明器具は両側給電と片側給電どちらがお得?
・既存看板の電球が切れたので交換したい。
・面板デザイン変えのための工事の際に、旧蛍光灯をLED化したい。
上記の様なお問合せの場合は、費用面も含め「ユーザー様のご要望に添うことを優先」します。
今回感じたことはLED蛍光灯は長寿命と言われていますが、事務所の蛍光灯は10年も使っていません。
ということは、看板に使用されている蛍光灯も、特に屋外なら交換が必要な時期が来そうです。
蛍光灯が使用される看板の種類としては、内照式スタンド看板・突き出し看板・ファサード看板等があります。
看板用LED 蛍光灯の価格が、両側給電の場合は片側給電の約2倍ということでした。
今回は、使用するのは看板では無かったので、商社さんのお言葉を参考に探してみることにしました。
3.看板用の蛍光灯をLED化する際は、片側給電の蛍光灯がおすすめ!!
弊社では、蛍光灯LED化や交換の際には、器具も同時に交換することを推奨しています。
これまでの旧蛍光灯には、「安定期」がついています。
安定期の耐用年数も、約10年とされています。
「安定期」は金属製のカバーで覆われていますが、湿気や結露でもサビが回っているものを、よく見ます。
撤去された看板を持ち帰った際に、見ると経年劣化の腐食が見えるものも多いです。
電気なので、危ないですよね。
「安定期」という名だけに、漏電防止機能もあるのかな?と考えますが、よく調べて見ると基本的には電流を一定に保つ役割のもので、逆に劣化すると漏電の可能性はあるようです。
だとしたら、安定期が取り付けられていない器具は、看板用でしたらLED蛍光灯よりも安価な製品もありますので、器具共に新品に交換すると安心では?と思います。
耐用年数も目安ですので、環境により変わってくるものだと考えます。
現時点では、家庭用照明器具も旧蛍光灯からLED蛍光灯やLEDテープが組み込まれたものに進化している過程です。
両側給電の商品も安価で出回っていますが、看板業界で片側給電の商品が主流になる頃には、家庭用照明に使用される製品も片側給電が主流になりそうです。
そうなってからでは、さらに両側給電のLED蛍光灯の製造は減少し、価格が高騰する日が近い将来に訪れそうです。
4.処分に困るガラス管蛍光灯!
さらに困ったことに、ガラス管の蛍光灯は処分にも困りますね。
産廃屋さんでも、引取ってくれないところもあります。
少量でしたら、各市で回収して頂ける地域もあり決まった場所に「回収BOX」が設置されている様です。
水銀やガスが使用されたガラス管の旧蛍光灯は、早めに交換処分することが、賢明な方法かもしれませんね。
処分費が高額になる日も訪れそうな予感です。
5.まとめ
LED蛍光灯交換時にお勧めは、給電方法の確認!
・既存の器具が両側給電の場合は、両側用のLED蛍光灯。
・片側給電の器具の場合は片側給電用のLED蛍光灯でしか点灯しません。
現状は、旧蛍光灯からLED蛍光灯に進化中ですので、古い既存の器具も両側のものが多いですね。
看板用のLED蛍光灯は、両側給電の場合価格は2倍程度高くなっています。
看板のLED化を検討中の方々には、片側給電用の器具も同時に交換することが、長期的に見たコストの削減に繋がりそうです。
近い将来、家庭用照明器具も直管タイプは、片側給電が主流になりそうですね。
LED蛍光灯の価格について、近況のご報告を兼ねてのお知らせでした。
ありがとうございました。
大阪で看板製作・施工は看板屋 ㈱ラグレスまで・・他府県でも対応可能です。
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