IQテスト結果は仕事力との相関関係は無い?

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ある日、我が社でIQの話が出ました。そこでネットで探し、IQテストをすることになりました。結果を比べてビックリ!仕事ができる人材・できない人材のIQテスト結果は「相関関係が無い」に近い結果になっていることに、驚きました。デスクワークだけでは無い看板屋だからでもあると思いましたが、詳しく知りたくなり調べてみた。

 

 

1.「IQ」と「仕事力」の相関関係は思い込み?

 

 

 

 

 

 

「IQテストの高得点者は仕事もできる」と思っていませんでしたか?

 

 

 

 

今回、スタッフや職人さん、また近親者に、同じIQテストを試してもらった。

 

 

 

 

すると、仕事ができることと、IQテストの結果がともなっていなかったことにビックリしました。

 

 

 

 

流石に代表は一番高かったですが、どういうことなんでしょう?という疑問がでます。

 

 

 

 

調べてみると、IQテストは「能力の一部」しか測れないということのようです。

 

 

 

 

IQ(知能指数)テストとは・・

 

論理的思考力、数的処理能力、記憶力、言語理解力などを測る指標の一つです。

 

 

 

 

あくまで「頭の良さ」の中の一部を測るに過ぎない。

 

 

 

 

例えば》

 

パズルのような課題を短時間で解く能力や、複雑な文章の中から意味を読み取る力は、IQの高い人ほど得意でしょう。

 

 

 

けれども、それがそのまま「仕事の現場で使える力」になるかというと、話は別のようです。

 

 

 

仕事には、多様な能力が求められます。

(状況判断・感情コントロール・人間関係の調整力・継続的な努力・段取り力等・・)

 

 

 

 

これらはIQテストでは測定されないようです。

 

 

 

 

 

2.「仕事ができる」とは何か?

 

 

 

 

 

 

では「仕事ができる」とは、どういう状態を思うのでしょうか..。一般的に求められる資質は、次のような特徴です。

 

 

・期日を守る責任感

 

・上司や同僚との円滑なコミュニケーション

 

・柔軟な対応力

 

・成果を意識した行動

 

・チームワークの良さ

 

 

 

この要素は、どれも「IQの高さ」だけでは説明できないものばかりですね。では「仕事力」を測定できるテストのようなものはあるのでしょうか?

 

 

 

調べてみると、「EQテスト」というものもあるようです。

 

 

 

 

 

3.EQとはどんな能力?

 

 

 

 

 

EQとは、感情知能指数だそうです。EQテストでは、「心の知性(感情を扱う能力)」を測る指標です。

 

 

 

 

人間関係や自己管理のうまさを数値化したもので、社会的スキル、実行力、誠実さなどが大きく関係するようです。

 

 

 

 

EQで測れる主な能力は?

 

 

 ■自己認識力(Self-Awareness)

 

・自分の感情や思考状態に気づき、正確に理解する力。

 

例:イライラしているときに「自分は今怒っているな」と客観視できる。自己コントロールの第一歩になる。

 

 

 

 ■自己管理力(Self-Regulation)

 

・自分の感情や衝動をコントロールし、冷静に行動できる力。

 

例:怒りや焦りを相手にぶつけず、状況を整理して対処できる。トラブル時にも感情的にならず建設的な対応ができる。

 

 

 

 ■動機づけ(Motivation)

 

・目標に向かって前向きに努力し続けられる内発的な意欲。

 

例:困難に直面しても「なぜこの仕事をやるのか」を忘れず継続できる。粘り強さ・主体性につながる。

 

 

 

 

 ■共感力(Empathy)

 

・他人の感情や視点を理解し、思いやりをもって接する力。

 

例:「この人は不安そうだな」「忙しそうだから話しかけるのは控えよう」などを察する。顧客対応・部下指導・交渉・チームワークで圧倒的な効果。

 

 

 

 ■対人関係スキル(Social Skills)

 

・他人と円滑に関係を築き、協力し合える力。

 

例:意見が対立しても相手を尊重しながら調整し、合意を取る。信頼関係構築・リーダーシップ・社内外の関係性の良化。

 

 

 

 

 

*EQが高い人のビジネス現場での特徴

 

項 目

特 徴
上司・部下との関係 空気が読め、信頼される存在になる
プレゼンや営業 相手の反応を読みながら柔軟に伝え方を調整できる
チームワーク 感情的にならず、建設的に協力し合える
トラブル対応 感情に飲まれず、冷静かつ丁寧に対処
部下指導 相手の立場に立ち、成長をサポートすることができる

 

 

4.まとめ

 

長期的に成功する人は「EQ」が高い傾向があります。

 

 

 

とくに「マネジメント職」「リーダー職」では、EQが高い人ほど周囲を巻き込み、信頼される存在になります。

 

 

 

たとえば、「IQ」が高くても自己管理や共感力が低ければ、周囲と衝突して孤立することもありそうでうね。

 

 

 

 

一方、「EQ」が高ければ知識やスキルが多少劣っても「周囲に助けられる」「成果を出す環境を作れる」ことが多いということです。

 

 

 

 

EQは「人間関係の土台」であり、職場の潤滑油の役割のようなもの。

 

 

 

 

ビジネスの現場は、「人と人とのつながり」で成り立っています。EQはそのつながりを円滑にし、信頼される人・チームに貢献できる人になるための重要な要素です。

 

 

 

 

という結果になりました。

 

 

 

 

仕事力測定に利用するなら「IQ」と『EQ』の両方をテストすると、参考にできる資料になりそうです。

 

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

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