先日、カルプ文字の取り付け方法について話していた時、カルプ文字専用取り付け金物の名称が「チャンネル用取り付け金具」。はてな?カルプ文字がチャンネル文字なの?と疑問を持った私・・なぜなら少し前にチャンネル文字について調べた時には、金属製の文字が主流と書いていたことを思い出したから。また気になり調べる羽目に・・。
1. チャンネル文字の定義と変遷
看板業界では、「チャンネル文字」という言葉は、立体的な文字やロゴを使用した看板を指します。
かつては金属製が主流でしたが、近年ではカルプ(発泡ウレタン)製のものも「チャンネル文字」として扱われるようになっています。
「エッ?」そもそもの語源の「チャンネル」(菅・水路・溝)の意味が、カルプ文字には、当てはまらないのでは?と思ってしまいます。
さらに、深堀してみました。
■ もともとの「チャンネル文字」の定義
「チャンネル文字」とは、立体的な文字やロゴを使用した看板の一種です。
従来はアルミやステンレス、真鍮などの金属を使用したものが一般的でした。
そして、金属製チャンネル文字は、耐久性が高く、高級感があることから、企業や商業施設の看板として広く利用されていました。
■カルプ製チャンネル文字の登場
近年、カルプ(発泡ウレタン)を使用したチャンネル文字が普及しています。
カルプ素材は軽量で加工しやすく、コストも比較的抑えられるため、小規模店舗や個人事業主の看板として需要が高まっています。
2.金属製とカルプ製のチャンネル文字の違い
*カルプ製チャンネル文字 *金属製チャンネル文字
■材質の違い
金属製:ステンレス、アルミ、真鍮などが主流。高級感と耐久性が特徴。
カルプ製:発泡ウレタンをベースにした素材で、軽量かつ低コスト。
*そういえば、最近は樹脂製の箱文字も出回っています。これもチャンネル文字になりますね。
■加工方法の違い
金属製:レーザーカットやプレス加工が主流。塗装やLED組み込みが可能。
カルプ製:CNC加工機で切り出し、表面に塩ビシートやアクリル板を貼ることが多い。
■設置方法の違い
金属製:ネジ止めや溶接による固定が一般的。
カルプ製:強力両面テープや接着剤での設置が可能で、施工が容易。
■ 耐久性の違い
金属製:10年以上の耐久性を持つものが多い。
カルプ製:屋外設置では3〜5年程度の耐久性。
3. カルプ製がチャンネル文字と呼ばれるようになった背景
■ 用語の変化と業界の受け入れ
「チャンネル文字」という言葉は本来、金属製の立体文字を指していました。
しかし、カルプ製の立体文字が増えるにつれ、看板業者や施工業者の間で「カルプ文字」もチャンネル文字として扱うようになりました。
■コスト削減と市場の需要
金属製のチャンネル文字は加工や材料費が高いため、小規模店舗や低予算のプロジェクトでは採用が難しいケースがありました。
一方、カルプ製はコストを抑えながら立体感を出せるため、選択肢として広がってきたのです。
■デザインの多様化
カルプ製チャンネル文字は、表面にシートを貼ることでさまざまな色や仕上げが可能になりました。
これにより、金属製のものと遜色ない見た目のデザインが可能になり、「チャンネル文字」として扱われることが増えてきました。
4. どちらを選ぶべきか?
■金属製が適している場合
・高級感や耐久性が求められる店舗や企業(ホテル・ブランドショップなど)屋外で長期間使用する看板
・LEDなどを組み込みたい場合等
■カルプ製が適している場合
・コストを抑えたい場合
・短期間の看板や屋内設置
・軽量で取り付けが簡単なものが必要な場合
5. まとめ
以前は「チャンネル文字=金属製」という認識が一般的でしたが、現在ではカルプ製の立体文字も「チャンネル文字」と呼ばれることが増えてきている。
この変化の背景には、コストの低減、加工技術の向上、デザインの多様化があります。
どちらを選ぶかは、使用目的や予算によりますが、高級感と耐久性なら金属製、コストや施工の手軽さならカルプ製を選ぶのが一般的です。
どちらもメリット・デメリットがあるため、用途に応じた最適な選択をすることが重要です。
今後も看板業界の技術が進化するにつれ、チャンネル文字の定義はさらに広がる可能性もありそうです。
お客様や新人社員に説明する際にも、こんなに頻繁に変わると説明し難いですね。
金属製→箱文字→立体文字=チャンネル文字?
こうなると箱型でなくても、立体だったらチャンネル文字なのですね。
まぎらわし〜💦
ありがとうございました。
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