最近の世の中は、大変便利になってきています。 全てが家の中で完結してしまうインターネット。 スマホやPC画面の中で満足してしまうことが多くなっている。 便利だけど、逆に面白くなくなっている。そして勘違いしてしまう怖さもあるような・・。
1.便利すぎて面白みが無くなっていく世の中
例えば》
キャッシュレスになった。
スマホを持っていると財布を持たなくても、買い物ができてしまう時代になりました。
家を出る時にも、財布の中の確認をする必要もなくなりましたね。
少し前までは、予測しない出費もあるかも・・と家を出る時には、財布の中身を確認していたことを思い返します。
札入れ側と小銭入れ側を確認し、慌てて足すこと。今では殆ど見なくなりましたが、ギザギザのついた10円玉「ギザジュウ」が入っていると、何かを発見したようなワクワク感。
小さな発見も、楽しくなることのひとつでした。
テレビも見なくなりましたね。
少し前までは、毎週楽しみにしているドラマがあり、大抵は1時間〜2時間のドラマ。良いところで終わってしまい、また来週。
翌週のその時間が来ることを、楽しみにしていた事を思い出します。
「ゲツ9」などという言葉もありましたね。
そして、その時間が近づくと早く帰ろうと、 さっさと用事を済ませたことも懐かしい思い出です。
録画予約ができるように少し便利になって来た頃、夜の8時や9時に始まる、見たい番組の時間にぴったり予約をしていました。
用事を済ませ、テレビの前に座り「さあ!見よう」と再生すると、夏の時期にはプロ野球が延長になり、最後の良い場面を見ることが出来ず、腹を立てていたことも、今思えば楽しんでいたことの一つです。
そんな些細なことも、今では YouTube や DVD もしくは Netflix などで、PCやスマホで一気にまとめて見ることができてしまったりします。
これも、便利になって助かっている面もありますが、何か 「ワクワク感」が減る要因になっているように感じます。
もう1つ 思うことは「旅行」や「食べ歩き」。行きたい」ところがあると「行ってよう!」とあれこれ調べ、予定を立てて行ったように思います。
予定を立てるのも、楽しみでした。アナログの道路地図を片手に・・。
けれど、今では YouTube の動画を見ると、まるでその場所に居るかのように画面上で見ることができるようになりました。
行ってもしない場所に、行ったかのような錯覚を起こしています。
けれども、実際に行ってみると、全然違う感覚を味わうことが出来るものです。
例えば》
滝の風景画像をみて「綺麗だな・・」と感じるよりも、実際に行っみると、綺麗の裏側には、唸るような怖さがある程の山の奥から聞こえるような音や空を舞う水しぶきは、画面上では想定できない現実の世界を感じることも本当にあります。
2.便利になってから生まれてきた子供達
便利な時代になってから生まれてきた今の子供達からすると、これが「当たり前」と思っているようですね。
少し寂しい気もします。
そういえば、代表が言っていた「小学校の時には、授業中でも暇な時には窓から山を見ていましたね」。
その昔、遠くの緑を見ると目が良くなるよ!と誰かに教わった記憶があったのでしょう。
ふと気付くと山を見ていた・・。ってことがあったそうです。
今の子供達を見ていると、暇つぶしは全て「携帯を見ること」になってしまってるような気がしませんか?
何か、寂しい勿体無い気持ちにもなりますよね。
けれど、携帯電話の見ることが当たり前になっているのは、今の子供達の親世代も、そう成りつつあったのかもしれません。
例えば》
家族で外食に出かける。フードコート等でも見かけますが、親も含めて携帯に夢中になっていて、子供が走り回っていることに気付いていない。
携帯を見ることに夢中になっていて、子供達が怪我でもしたら大変なのになあと思うこともありますね。
(どこのお店がいいかなと子供達を楽しませるための検索中だとしたら話は変わりますが・・)
最近よく見かけるのは、ゲームをしながら家族との団欒を過ごしているパパやママの姿。
何となく、勿体ないなと思ってしまいます。
今の子供たちは、それでも満足なのでしょうね。親御さん方も、後何年、子供が近くに居てくれるのかもわからない時代なのに・・。
3.家電の精度が素晴らしい
昭和の時代に比べると、家電の精度も良くなりましたね。
設定しておけば、自動でしてくれる。
家事の時短が、楽ちんにできるようになりました。自由時間の確保も出来ます。
便利になり、時間に余裕ができたなら、面白く無くなってきた時代だからこそ、「楽しむ事を探してみれば良いですね・・」と代表。
・目の前に起きていることの1秒後に起きることに目を向けて見るとか?
・直ぐ先の未来を想像しながら時を過ごすと、想像通りではなかった時、何かの気付きが 面白いかも。
代表の当たり前ではない、提案が発信されました。
「インスタントカメラを買いましょう!」いきなりですが、思いついたようです。
インスタントカメラでシャッターを押すと、その結果は現像してみないと分からないですよね。
きちんとピントを合わせて、きれいに撮ったつもりが 現像してみると「ピンボケ」だったり、現像代もカメラ自体も費用が掛かります。
何枚も同じ 画角でカシャカシャ。デジカメやスマホのようにはボタンを押せないですね。
フィルムの数が少ないので・・。そして出来上がった時の楽しみもあるでしょう。
それも冒険。
楽しみを見つける方法の一つかもしれませんね。
弊社看板屋代表の発想は、いつも面白いです。
今の子供達は、学校の授業もタブレットを使うそうです。画面の中で全てが完結してしまうので 、感情の薄い子供になってしまいそうだな。
かわいそうだな・・楽しみがなさそうだな・・って感じることもあります。
4.まとめ
便利になりすぎた世の中、逆に面白くなくなったなと感じることが増えました。
インターネット・デジタル化。
この時代に、生まれてきた子供達は、これが当たり前だと思っているようですね。
面白くする方法を考え、冒険することを探してみることが、ワクワク感を持って生きることなのかもしれません。
これからの時代、子供達にたくさんの経験をさせてあげるためには、映像を家の中で見ることよりも、実際に出向き、そこで 実物を見た感想 、そこまで行く工程、そのあたりも体験させてあげたいなと思います。
今後はますます便利な時代になりそうです。
この時代に生まれてきた子供たちはどんな感性に育つのか少々心配ではありますね。
「インスタントカメラを買いましょう」という、弊社代表の奇想天外の発想を聞いているのは、私にはひとときの面白いことのひとつですが・・。
ありがとうございました。
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