10年目の節目を迎えた 年商 約1億5000万 看板屋 社長に普段の行動を聞いてみた

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【10周年第2弾】10周年という節目を迎えた看板屋社長にインタビュー!日常の行動や考え方を聞いてみた。経営者と従業員の考え方の違いが見えたような気がしました。仕事もプライベートもゲームのように楽しむ事を考える。長期的思考が大切!!

 

1.日常の業務

 

 

 

 

まずは 営業マンとしての面で、お客様との打ち合わせ・ 見積もり・ 発注・・ メインはこの業務。

 

 

20日間 の 稼働時間、担当案件数は約30から40件程度を行っている。

 

 

その他にも 工務分野でも、製作・工事等の手伝いも時間あれば行います。

 

 

 

そして、従業員が効率よく作業が進む方法は、ふと考えていることも多いようです。

 

 

2.自分のキャパを把握している

 

 

 

日常業務の中で一番大事にしていることは、自分のキャパを理解しておくということです。

 

 

 

10年も看板屋をやっていると、どれだけの量をこなせるかということが理解できてきます。

 

 

 

 

「出来る事」と「出来ない事こと」をしっかり 分別することで、キャパオーバーにならないような働き方をしています。

 

 

 

 

キャパオーバーになっても良いとして、 仕事量を増やすことも可能だけれども、 長期的に考えると やっぱり 続かないなぁと思ってしまうようです。

 

 

 

 

その結果、 自分も含め 誰か他人にもストレスを溜まるような言動・行動を発してしまう可能性が出てしまいます。

 

 

 

 

キャパオーバーとは 時間的な余裕もなくなるということも含まれます。

 

 

 

 

そこで、出来る事と出来ない事を分別することとは、選択することが出来るだけの仕事量を頂けていることにも感謝しています。

 

 

 

 

3.需要と供給について考える

 

 

 

次に考えることは 需要と供給の面です。

 

 

 

 

こちらに関しては、「 会社として」と「 個人として」の考え方は分けるようにしています。

 

 

 

 

まず、 会社としては「ラグレスはコスパが良い、 低価格でも良いものをお客様に提供したい」ということを目指しています。

 

 

 

 

今現在 100%出来ているかは分からないけれど、 それに近づくように頑張っている真最中というところです。

 

 

 

 

お客様が求めていることを確実に行い、 満足して頂ければ、クリアではないでしょうか・・ という見分け方にしています。

 

 

 

 

これまで10年間 、看板屋 として頑張ってきましたが、 施工後に不満を言われることは、殆どなかったと思っています。

 

 

 

 

また、需要と供給の面では少々考えさせられることもあります。

 

 

 

 

「低価格で良いものを提供する」という目標に向けて商談に取り組んでいますが、「いくらお金を掛けてもいいので、良いものを作りたい」と言われた場合は、 高価な材料を使用し、さらに高級な看板を作ることも行います。

 

 

 

 

お客様が何を求めているかを把握することが重要だと思っています。

 

 

 

 

次に 個人としては、経営者である以上 従業員に満足して頂ける 供給をしなくてはならない。 これは必須で 当たり前に行わなくてはいけないことだと考えます。

 

 

 

 

例えば

指示・命令は、あまりしない方だと思っています。

 

 

 

 

指示・命令をするのは簡単なのだけれども、 結果的には良いところもありますが悪いところも 出てくるのではないでしょうか?と考えます。

 

 

 

 

指示・命令が当たり前になれば、 急な案件も取り入れてしまったり、 書面で表示しなければならない連絡事項も 口頭で行なってしまう等々。

 

 

 

 

そうなると、従業員には負担をかけることになってしまうのではないでしょうか。

 

 

 

 

このバランスが難しいところですね。

 

 

 

 

4.長期的継続は飽きない会社作り

 

 

 

大きく仕事という面で考えると、自分は飽き性なので作業をしている上で、飽きない 会社を目標としています。

 

 

 

 

年齢が若いこともありますが、 長期的に考えると飽きてしまえば仕事に対するモチベーションも下がる時期があることを避けるためでもあります。

 

 

(逆に仕事をバリバリするのが大好きなスタッフには、かけ離れた 話かもしれません。)

 

 

 

 

自分は、たくさんのお金が欲しいわけでもなく、偉そうにしたいわけでもなく、生きていく上で仕事を継続し続けるというのが、家庭を持った人の役割だと思っています。

 

 

 

 

そこで、 現状維持というのは「止まっている=衰退していている」と考えています。

(時は流れ、世の中は発展しているので・・)

 

 

 

 なので、1つの目標を達成すると次の目標を立て、その目標に向かい、どうすればいいだろう試行錯誤しながら、業務を行なうことで、飽きない会社作りをしているというところです。

 

 

 

その考えにスタッフをいかに巻き込めるか、 そして共に レベルアップをクリアしたならば、さらに次のステップアップを考える。

 

 

 

何か、企画を考えるということをしていく中で、自分も飽きずに新しい目標に向かい達成感を求め、日々業務を熟す事が出来ているのかな と言った感じです。

 

 

 

 

5.仕事もプライベートも同じ

 

 

 

 

もう1つは、 プライベートも仕事も同じだと考えています。

 

 

 

 

仕事とプライベートと同じバランスで考えると、全てが上手く良い方向に進むと思っています。

 

 

 

 

例えば

友人とゴルフに行く、野球をする、家族と旅行に行く、 それは全て仕事に繋がっています。

 

 

 

 

仕事以外で友人と会話することによって、知らなかった知識や考えもしなかった発想に繋がる機会も得ることができ、 持ち合わせていなかった引き出しが増える結果になる事もありました。

 

 

 

 

もしも 事業が看板屋でなかったらどうでしょう・・と見た時。

 

 

 

 

自分が頭に浮かぶ 分野 としては 建築系の作業かなと思います。

 

 

 

建築系の社長になっていたとしたなら・・。

 

 

 

従業員を現場に行かせて、いくらか お金が入るという仕組みになっていたのではないでしょうか。

 

 

 

そういう仕事だとしたら、毎日が同じことの繰り返しになってたのでは?と考えてしまいます。

 

 

 

日々同じことの繰り返しであれば、きっと自分の性格 からしてみると、飽きてしまうことになっていたのでは と考えます。

 

 

 

もしかしたら 「看板屋」 だから続いているのかもしれません。

 

 

 

看板屋 というのは、 競合相手も少なく、ビジネスモデルも少ない業種のイメージです。

 

 

 

 

そして、 看板 というものは全て同じものは2つとないと言われる程、サイズ感や取り付ける場所によって変えなければならない作業が含まれます。

 

 

 

それが、同じことの繰り返し ではなく、 初めてのことが出る可能性も 増え、飽きずに続けることが出来ているのかもしれません。

 

 

 

 

進化し続けている業種でもありますね。

 

 

 

 

例えば、 紙ベースの看板からデジタルサイネージ等に進化中です。

 

 

 

6.まとめ

 

 打ち合わせ ・見積もり・発注、時には製作・取付け現場に入り、 プレーヤー・経営者を両立させることもあります。

 

 

 

仕事というものは、面白くなければ飽きてしまいがちになる事があり、 継続できなくなることを性格上把握しているので、 常に何か違うことを考える。

 

 

 

それは、ゲーム感覚のように、クリア出来なければ、さらに戦略を練るかのように、一歩上を目指す企画作りにも、努力しています。

 

 

 

目標を立てることが重要というけれども、 その目標は、遠ければなら遠いほど、永ければ永い程思い通りにいかないことも出てきます。

 

 

 

今の目標は、10年後には達成できてなく、違う目標に変わっている可能性も大きいです。

 

 

 

目標が達成できることは嬉しいことではありますが、 全てが思い通りに進んでいたのでは、逆に面白くなかったかもしれません。

 

 

 

ゲームが好きですが 、常に勝ち続けるゲームは飽きてしまい、やらなくなります。

 

 

 

経営者として大事なことは、世の中の現状を把握し、 何か 選択しなければならない場面があれば、素早く判断し、決断を 下す ということが大切なのではないでしょうかという事でした。

 

 

 

 

弊社代表の考え方は、風変わりで、自身のモチベーションを下げず、長期的に楽しく仕事を継続させる事に繋がっているのでしょう。

 

 

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

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