数ヶ月間、しっかり打ち合わせを重ね、先日大きなポール看板の施工が完成しました。他にも壁面看板等のサインもありましたが、関わるスタッフ一同のチームワークで完成後は達成感でホッと一安心でした。
1.大きなサイズのポール看板施工
今回の看板施工の内容は、メインはBIGポール看板でした。それに伴い他の看板のご依頼もありましたので、ご紹介です。
施工内容 ・内照式ポール看板 ・壁面看板 ・壁面懸垂幕 |
ポール看板サイズは、約W5000×H2000×D500の大きなサイズ。
デザイン面は、いつものFFシートにインクジェット出力。
看板は内照式タイプでしたので、今回はLED蛍光灯を組み込みました。
これだけのBIGサイズの看板にあると厚みも約500mmあり蛍光灯の本数もしっかり計算され、デザイン面が均等に発光される必要がありますね。
両面どちらからみても均等でなければ・・と奥行きを考慮した、蛍光灯の配置も重要だと言うことになります。
ポール看板は事前に、製作していました。
次は、この大きな看板を高さのあるポールの上に取付け、強度もしっかり保つ、ポールの造作も念入りに。
ポールサイズは、約350mmの円柱。地中に埋め込む長さも計算すると約13m近い鉄柱を造作するということになりました。
重量も相当です。流石に分割します。繋ぎ目には多数のボルトナット。看板と支柱の接続部も同様に多数のボルトナットでガチガチ!!しっかり強度が計算された固定方法ですね。
このポールを地中に埋め込み自立させるとなると、次は地中に埋め込みボルトで支柱を固定させるベースプレートの造作も必要になります。
そして、ポールはホワイト。塗装も必須。
それぞれの部分の製作が完成すると、設置現場に持ち込み取付け作業が始まります。
今回も、高所での作業と重量物の運搬ということで、特殊車両が数台必要になりました。
ユニック車・高所作業車・運搬用トラック。
車両以外にも、現地で使用できる溶接機も必要です。
看板屋ですが、工具や道具など看板業者に必須の特殊道具も複数。現地で想定外のことが起きてもしっかり補えるだけの道具や工具はいつも積み込んでいる看板業者の車両も乗り込んでいます。
2.BIGサイズ壁面看板施工
他にも建物へのサインとして壁面への平看板の施工がありました。
こちらも大きなサイズで約H2000×W15000程。
アルミ枠を造作し、アルミ複合板にインクジェット出力シートを貼り付けたパネル看板を取付け、壁面に設置しました。
デザインは、ポール看板と同じ社名をメインとし、簡単な業務内容のお知らせのようでした。
大きなスペースがありましたが、今回のデザインはスッキリとしたデザインでした。
3.壁面懸垂幕
最後は、大きな壁面懸垂幕を2枚製作施工。
こちらは、ポール看板の施工時期より少し前にご依頼を頂きました。
建物の告知サインのようでした。
名称はしっかり認知していただけるデザインでしたが、業務内容などについても少々お知らせしているサインを2枚製作させて頂きました。
テントのような、ビニール系のシートをロープで取付けるというサインですので、取付け場所も帰ることができますね。
今回は、通行される方々の目線でも見えやすい高さの位置に取付けられました。
告知看板を兼ねたデザインでしたので、一定の期間が過ぎれば、撤去されることでしょう。
これまで、街中で見ていた大きなポール看板は、どうやって作られるのかな・・?と疑問を持っていた時期もありました。
実際の打ち合わせから施工までの一連の流れを見ると、全てを看板屋が行っているんだ・・ということがわかりますね。
それぞれの材料加工や造作の流れの中で、協力業者さんと分担製作し設置までを行うことで、最終的には看板業者にしかできない工事があり、大きなサイン工事も看板業者が行っているという事例でした。
今回の、ポール看板は街の中ではよく見かけるサイズですが、今後さらに増えるであろう巨大なLEDビジョンの施工になるとさらに、製作段階でも数ヶ月間掛けて、費用・強度・デザイン等検討し、施工までを完成させるのでしょう。
巨大サイズのLED看板の施工は、設計から、土台造作・看板本体・電気工事等を考えると、建築工事?と思う程に慎重なたくさんの工程があるのだな・・と感じました。
事務方の私には、画像でしか見ない現場の状況なので、スタッフのチームワークも重要だな・・と、改めて感じました。
事故のないように、十分に安全対策をとり設置に臨んで頂けることを、願います。
ありがとうございました。
大阪で看板製作・施工は看板屋 ㈱ラグレスまで・・他府県でも対応可能です。
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