昨年から、事務所が手狭になり近くで倉庫を借り、資材置き場にしていましたが、広い倉庫の割には、有効活用ができていないな・・。勿体ないな・・とは誰もが感じていました。そこで、今回はスタッフで「中2階もどき」の収納スペースを作ることになりました。
1.倉庫なのに「中2階」造作は禁止?
*現状はこんな感じでした。
こちらの倉庫は、近隣にも同じような倉庫が「ズラ〜」と並んでします。
複数の業種の方々が利用されています。
そして、お隣さんも低い位置ですが、倉庫内には床板と簡易階段のようなものが見えるのですが・・。
基本的には「中2階」を作るのは禁止なのだそうです。
十分に2階建て程度の高さのある倉庫なのに・・。
そこで、一番奥のスペースに屋根裏の物置スペースのように頑丈な棚を作ろうと考えました。
普段、頻繁に使わないものを保管出来るように。
2.100mmの角パイプで立派な柱を造作!
*アンカー ボルト打ちました。
倉庫の中のスペースを測ると、横幅は約6m程あります。
入り口手前からは、資材の搬入経路にもなりますし、資材置き場までの動線は塞ぎたくはないですね。
雨が降れば、作業も十分に出来るスペースなので、中央部には作業台も設置する予定です。
一番奥の壁面から約1800の出幅で、資材の高さの上に物置になるスペースを確保することにしました。
100mm角のスチール製の角材をアーチ型に3本造作し支柱にします。
2日間かけて作業を行う予定です。まずはお掃除から始まりました。
1年間取り置いて使わなかったものは、もう処分しました。
一旦荷物を運び出し、床を掃き掃除をすると綺麗になりましたが、地面の凸凹が気になります。
所々、モルタルを貼ったときの型枠も見えてきている部分がありました。
*モルタルの割れが広がりそうなところにはモルタル補修。
その辺りも、ついでに補修しておこうと、酷い部分のみ簡易のモルタル補修を行いました。
3.鉄骨支柱の設置開始
*床板部分も仕上がって来ています。
支柱は、地面にアンカーボルトで止めるように造作しています。
角パイプの高さは、約2300程度、アンカーボルトをしっかり打ち込み固定しました。
アーチ型に組み込まれますので、各箇所に4点のボルトで止めると、どっしりとした支柱になりました。
同じように、倉庫の両サイドと中央部の3箇所に支柱を立てました。
次は、この上に貼る「床板部」の製作です。
床部分は、木材で造作します。
3本の支柱の間は、約3m近くの幅があります。少々太めの木材を横桟として組み込みました。
その上には、コンパネ板を乗せます。しっかりビス留めを行いました。
人が上に乗っても大丈夫なように、強度も考えます。
少々中央部を歩くと、たわんでいるように見えますね・・。
下からも、コンパネ板を貼ることにしました。
今後は、天井部にライトを付けて、棚下のスペースでも作業が出来るよう改装は続きます。
今回の、床板製作で気付いたことですが、資材等を収める棚を造る予定でしたので、木材だけでも十分かな?と試みました。
完成するにつれ、立派なスペースになりましたので、耐久性も考えもう少し頑丈な方が良いかな?と言うことで、後日横桟にスチール製の角パイプも追加することにしました。
4.まとめ
看板工事の合間に、自分達が利用する倉庫に「中2階もどき」の収納スペースを造作しました。
いつも利用している倉庫ですが、広い倉庫でしたので、有効活用できるよう今後も改装は続きそうです。
今までは、広いのですが、看板資材も大きく邪魔にならないところで、整理棚のようなものがあれば良いのに・・と思っていました。
棚といっても、家庭で使う小さなものを保管するのではないので、大きな仕切りのスペースがあれば便利そうですね。
次回は、頑丈な収納棚と照明がついた作業場が完成しそうです。
看板工事の合間に、スタッフで製作した収納棚工事の模様です。
倉庫には、空調設備が整っていないところが、作業は面白いのですが、暑さには負けそうでした。
ありがとうございました。
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