【いつも 見積書に入っている諸経費とは?】
今日は、いつも見積書の項目にある「諸経費」って何の費用なのでしょう?というところを探ってみました。人により解釈や認識の違いがあるので調べてみました。
1. 諸経費とは何でしょうか?
業種によっても異なりますが、直接の工事費に含まれる以外の費用で、工事をスムーズに進めるためのさまざまな費用のことを諸経費といいます。お客様から見ると大変不透明な項目で、気になる項目でもありますね。
ラグレスでは、諸経費には看板製作・施工に掛かる交通費・パーキング代金・通信費等を諸経費としております。これらは看板製作・施工には必要なコストになります。
2. 諸経費は総工事費の何%か?
工事の規模が大きくなると比例して諸経費のパーセンテージは高くなる傾向がありますが、一般的には5%~15%程です。高いところでは20~30%取っている企業もあります。
また、建築工事やリフォーム工事また設備工事などの業種によっても諸経費のパーセンテージは変わってくると思います。企業側が自由に決めることが出来る費用だとも言えますね。
例えば、諸経費が10%だった場合、100万の工事だった場合、10万円追加されるという事になります。お客様から見ると大きな金額で何の費用?と思いますね。
3. 工事の規模によって諸経費は多少変わる?
大規模な工事になりますと、諸経費に含まれる項目も複数あり下記の内容等も加わる場合もあります。
*現場経費
労務管理費:現場監督が現場を管理する費用・写真管理
保険料:工事の際の労災や瑕疵保険等保険
機材損料:道具は使えば消耗・破損していくのでその交換費用など
諸経費が高くても契約になっている工事もあります。その工事は諸経費の必要性をお客様に伝え、内容について質問があれば説明し、諸経費が低すぎる際の注意点も伝えているのだと思います。
工事の規模や工期、請負金額の多寡、工事会社の経営形態等によっても前後します。 いずれにしても根拠のない数字ではありませんが、お客様に納得して頂くのが、 難しい費用だともいえます。
諸経費が高い会社はよくない会社と言われる傾向がありますが。殆どの工事において諸経費が総工事費の10~15%以内であれば妥当な範囲に収まっていると考えるのが良いのではないでしょうか?反対に、諸経費だけで20%以上と記載している業者は要注意です。不要な料金を請求している可能性もありますね。
詳細な内訳書のついている見積書でも、諸経費の単位は一式で、大きな金額が載っていることもあります。 親切な見積書でも、諸経費が現場管理費と一般管理費に分かれている程度で、 それ以上の詳しい内容は記載されていないのが一般的です。
現場管理費(現場経費)と会社の事務所で発生する一般管理費(本社経費)があります。 現場の職人と連絡をとり、作業スケジュールを調整したり、現場を取り仕切る仕事は、 工事会社の担当者(現場監督、工事監理者)が行います。
他にも近隣対策費や各種保険料などが含まれる場合もあります。実際には上記のような項目を、工事ごとに細かく積算するのは難しいため、 経験則などによって一定の率計算で求めた数値が諸経費となります。
4. 諸経費項目が無い企業は良い?
諸経費を計上していない見積書もあると思います。その場合は、諸経費を計上しない分お客様にはサービス工事で良心的に見えるかもしれませんが、その他の見積項目の金額に上乗せしている事が多いと思います。
お客様の判断にはなりますが、その分、他社と材料費・施工費を比較されて高く感じとられてしまう事があり、契約に繋がらないことも多いでしょう。
しかしながら、お客さまにとっては記載された諸経費が、高いのか安いのか、 それとも妥当な金額なのか疑問が残ることも在るでしょう。
各企業により業種により、見積書の書き方にも違いはある思いますが、総支払額を他社と比較し、それ程の違いが無ければ大丈夫・・・?という見方もあります^^。
5. まとめ
見積書に入っている諸経費は一般的には、工事においてスムーズに進めるために掛かる、さまざまな費用のことをいいます。主に、材料費や人件費以外の事務通信費・交通費・保険費用・廃材処分費などです。
諸経費は総工事費の何%?工事の規模が大きくなると諸経費のパーセンテージも高くなる傾向がありますが、一般的には5%~15%程です。20%以上と記載している業者は要注意ですね。不要な料金を請求している可能性もあります。
工事の規模によって諸経費は多少変わる。大規模な工事になりますと、諸経費に含まれる項目も複数あり内容等も加わる場合もあります。
諸経費項目が無い会社は良い?諸経費を計上していない見積書もあると思いますが、その他の見積項目の金額に上乗せしている事が多いと思います。
結論をこれ!と言って決めてしまうのは、大変難しいとは思いますが、看板製作・施工の場合は、同じ材料・同じ仕様で諸経費を抜いた価格が同じくらいであれば、5%~10%以内で計上しているのが通常の諸経費として掛かる費用かと思われます。
そして、施工会社に諸経費の内訳を聞き、きちんと説明して頂ければ、良心的な施工会社ではないかと思いました。
大阪で看板製作・施工はLUXRES(ラグレス)まで・・
相見積もりからでもお気軽に・・・・