【歯科クリニック看板デザインは象嵌文字製作】

大阪府豊中市の歯科クリニック様の看板工事は、金属文字やアルミ素材でバックライト式飾り枠造作、象嵌文字製作、高級感のある看板の勢ぞろいでしたね。地色はホワイトで真っ白な歯のイメージ、ロゴ・文字のカラーはシルバー系。シンプルで控えめなカラー使用でありながら、高級感溢れる看板になりました。

１.アルミ複合板ルーター抜き文字板面に象嵌文字

ビル中央エントランスのファサード看板も高級素材、象嵌文字（ゾウガン）を使用されました。

光過ぎない、やわらかなイメージのサインをお好みでしたら、側面発光がおすすめですね。

今回の象嵌文字も板面より前に出る部分は透明アクリル板、板面内部に収まる部分は乳半アクリル板を使用し、ルーター加工切り文字に遮光グレーのカラーシートを貼るという加工をすることにより、アクリル板の透明部分のみから、光が発光し遮光カラーシート面は光を抑えるという感じです。

控えめな照度で、品格のある看板に仕上がりました。

２.横型自立看板仕様の平看板は飾り枠にバックライト

ビル側面の公道沿いに立てられた大きな壁面看板は、横型自立看板のような形。もうひとつの変わり仕様は文字ではなく飾り枠側をボルト出しで浮かしました。

いつもの仕様と少し違った方法です。通常は文字にLEDモジュールを組み込む方法が多い中、今回は文字回りに飾り枠を造作しました。

その飾り枠は金属アルミ素材で造作し、ダイノックシートを貼り込み、ボルト出しで浮かし、LEDモジュールを組み込み、飾り枠側に照明を取り入れる方法の仕様で製作しました。幅広い周囲からクリニック名称を照らす。という方法の看板です。

そして、こちらのLEDモジュールは、電球色を使用しました。

電球色を使用すると、あたたかいイメージになりますね。そして電球色は、雨や霧の日にも、しっかり周囲を見やすく照らしてくれるところが素敵です。

土台にはアルミ複合板を使用し、文字・ロゴはセルラーHIボード(カルプ）で製作しました。

文字表面はグレー系のシート加工。側面は表面のカラーに合わせて同色系の塗装を行います。

そして、アルミ枠も造作し約W４５００✕H１８００程の大きな平看板を製作しました。

ここまでの下準備は前日までに終了させておき、当日は４ｔトラックに積み込み搬入、現場にて設置するという工程にしました。

壁面はガラス窓が多く、自立看板のように見えますが、この看板部分の壁面はタイルのような壁面になっていました。

そのスペースを上手く利用し、一目で認識して頂けるような大きなサイズの看板を設置されました。

３.クリニック入口上部にはバックチャンネル用箱文字

クリニックの入口正面上部には、亜鉛バックチャンネル用の箱文字を製作、５０㎜のボルト出しで浮かし、立体感と存在感のある仕様になりました。

こちらは、照明器具は使用しないで「入口はこちらです」と、お知らせのようなサインになりました。

エントランス正面に工夫された象嵌文字に照明を使用したので、光過ぎないことも検討されたようですね。

ですが、光沢はあり十分に名称サインの役割は果たしてくれています。

４.受付背面にはステンレス切り文字

クリニック室内の受付背面には、ステンレス切り文字を施工しました。

こちらの表面はヘアライン仕上げ加工・１５㎜ボルト出しの浮かし文字です。

１５ｍｍですが、浮かすことにより、控えめなカラーを使用されていますが、高級感はばっちりですね。

５.他、ダイノック工事・ウィンドウフィルム工事

そして、屋内のダイノック工事・ウィンドウフィルム施工も行いました。

画像が無いので、ご紹介できなくて残念です。

クリニックのサイン工事には、ウィンドウフィルム施工はよくあります。

今回のクリニック様もそうですが、大抵は壁面が窓ガラスのビルが多いです。

開放感・清潔感があり、太陽の陽ざしを浴びると、とても健康的な空間になりますね。

適度な開放感はありながらプライベートな部分は、しっかり保護できるウィンドウフィルムとして、スリガラス調や小さなドット柄のグラデーションフィルムは人気のあるフィルムです。

今回も、イルミナフィルムとミルキーな殆ど透過度のないフィルムを使用し、開放感とプライベート空間を使い分けさせて頂きました。

他、近頃多いダイノックシート貼り付けも院内の各所で施工させて頂きました。

今回は、こだわりのある素材や仕様で、一見控えめなカラーで統一された品格のある看板製作でしたが、昼夜メリハリのある看板デザインの工事が完了しました。

ありがとうございました。

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