先週の看板施工事例。天吊り正面発光文字と切り文字サインがありました。文字の中には葉っぱの形の箱文字も組み込まれているデザインでした。文字の背面に葉っぱがあるように見えますが、実はカラーで細工がされていました。

１．天吊り正面発光文字サイン

こちらのサインは天吊りの正面発光文字ですが、中央には葉っぱの緑が綺麗に発色していますね。

素材は、ステンレスですがヘアライン加工がされています。

こちらは、一見文字の背後に葉っぱの形の箱文字を取り付けているように見えますね。

よくみると「葉っぱ」の形の箱文字を文字の間に、組み込んでいます。

文字と薄っすら見える「リング」の形は、カラーで細工しているようです。

緑の葉っぱの形の中に、文字部をホワイトにカラーを変えることで、立体的に見えます。

葉っぱと文字が別物のように見えていますが、実は一体ものでした。

ファサード看板でしたが、店内からは裏面も見えます。天吊りの金物も文字と統一され、綺麗に加工されています。

２．ステンレス切り文字サイン取付け

カウンターバックには、天吊りサインと同じデザインの切文字サインが取り付けられました。

こちらも、ステンレス製です。

正面の文字には、ヘアーライン加工がされており高級感がバッチリです。

こちらも、よく見ると葉っぱの中央部にあるリングは抜かれています。

葉っぱ型には、グリーンのシートが貼り込まれていますので、文字・抜き文字（リング）を上手く組み合わせる表現方法になっています。

複数の加工方法が、この葉っぱ型には組み込まれていますね。

立体感と高級感・存在感のあるステンレス製の切り文字サインが完成しました。

３．アクリルテーパー加工サインパネル

こちらは、アクリル製のサインパネルですが、厚みが約８mm程あります。

ずっしりと重みがあり、至近距離で見るとガラスのように、ピカピカの透明感があります。

四方はテーパー加工がされており、存在感たっぷりでした。

同サイズを４枚製作し、広告サインとして使用されています。

デザイン面は、インクジェットデザインシートを貼り付ける、通常通りの仕様ですが、こちらも少々細工がされていました。

「エコ」「リサイクル」に特化している店舗ですので、店内の仕上はリサイクル素材を使用されているようです。

その素材の実物サンプルも、デザインとしてアクリルパネルに貼られています。

素材の説明もしっかり切り文字シートで、貼り込まれていました。

４枚のアクリルパネルを製作させて頂きましたが、リサイクル素材のサンプルの他にも、店舗のロゴマークが貼り込まれたパネルもあります。

こちらのロゴは、ステンレス製の切り文字で製作されたものでした。

ガラスの中で浮かんでいるようなイメージです。

４枚のアクリルパネルは、４隅にはステンレス製の化粧ビスがアクセントとして止められています。

そして最後に、この４点のアクリルパネルは、掲示板のようなボードに綺麗に整列させ取付けられました。

４．アルミ複合板パネル看板

他にもアルミ複合板素材でのパネル看板を複数枚、製作施工させて頂きました。

アルミ複合板にインクジェットデザインシートを貼り付けたパネル看板は、サイズも自由に選択できますので、今回は既存パーテーションに取付けるということです。

こちらの店舗様は、大きなショッピングセンターの中で営業されていますので、今回は衣裳替えのようなリニューアルサイン工事になりました。

他にも、壁面に直接貼り付ける切り文字シートのご依頼もございました。

通常のカッティングシートよりも、粘着力の強いシートで製作させて頂きました。

最近の壁紙（クロス）は、フッ素加工がされているものが増えてきました。

フッ素加工をされた壁紙は、汚れが付きにくく改良されたものです。

汚れがつかないという事は、シート類の糊も着きにくくなっていますね。

これまでのカッティングシートでは、着かない・直ぐに剥がれる等で利用出来なくなって来ています。

粘着力の強いシートが、必要になります。

費用も少々上がってしまいます。

これから新設される店舗の壁面にこれまでのカッティングシートが利用出来なくなると、看板屋としては残念ですね。

カラーの豊富なカッティングシートが利用できなくなると、粘着力の高いシートを使用するしかありません。

カラーの種類もまだまだ少ないですし、費用もお高いので困りものです。

１日も早く、フッ素加工にも強力に貼り付く、強粘着のカッティングシートのカラーが豊富に販売されることを楽しみにしています。

ありがとうございました。

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