ダイノック工事とバックチャンネル文字の製作・施工は2期に分けての工事になりました。エントランスインフォメーションサインはびっくりする程こだわりのあるサインとなりました。スタイリッシュ!!内装工事全般を同時に行う場合は、他業種とすり合わせて工程が組まれます。サイン工事は最終段階ですね。
1.バックチャンネル文字はおしゃれ!
今回は、バックチャンネル文字の製作・施工でしたが、ロゴも含めると17文字。
W2400×H230のスペースに、17文字を取付けるとなると文字も小さめです。
背面を均等に発光させなければなりませんので、LEDモジュールも小さめのものが必要になりました。
今回は、レンズが1個の小さめのモジュールを約210個取付けることになりました。
大変細かな作業です。
立体文字なので、文字の線が細い部分は、LEDモジュール取付け時には、指も入らないこともあります。
ピンセットやドライバーなどの小道具を使いながら、しっかりと止めつけます。
LEDモジュールには、両面テープが付いているのですが、電気配線ケーブルのパワーで一度貼り付けても剥がれてしまうこともよくあります。
配線ケーブルをテープで固定し、さらにコーキングボンドで止める・・LEDモジュールの両面テープが剥がれないように、しっかり固定しなければなりません。
210個のLEDモジュールを一つ一つ丁寧に止めた後には、配線の処理も必要です。
17個のロゴ・文字には全て配線がついていますので、要所要所でまとめ、最後は一つにし、ビルの配線に結線されます。
細い線のバックチャンネル文字は、小さなモジュールを数多く使用すると、作業も綿密で少々手間の掛かるものになります。
手間を掛けて作業を行なうと、取付けが完了し通電されると、ホッと一安心ですね。
2、ダイノックシート施工
こちらのチャンネル文字の背景も、ダイノックシートが施工されています。
ウッド調の柄でしたので、発光すると少し優しい電球色のような風合いです。
夜間は、もう少し白く発光して見えそうです。LEDモジュールは6500Kのものを使用しています。
今回、2期に分けての施工だったのは、こちらのダイノック施工とは別に、エレベータ内外とエントランス天井・インフォメーションサインのシート貼りのご依頼も承っていました。
エレベーターは5階建の建物ですと、小さなお部屋が5個あるというイメージです。
全てのお部屋の内装・入口周辺フレームにシートを貼り込みます。
内壁への貼り込みは、スピーディーに行われますが、フレームの細い部分は少々手間を掛けます。
ダイノックシートは耐久性のあるシートですが、貼付け作業は、カッティングシートやインクジェットシート素材の粘着力だけでは不十分なところがあります。
プライマーという液体での下地処理が必要なのです。
そのかわりに、丈夫なシートはしっかりと貼り付けられ、他のシートよりも破れにくく、剥がれにくく、傷つきにくいものとなり利用用途が増えています。
天井部にも、ポイントとして綺麗に貼り込まれ飾り天井が素敵ですね。
3.エントランスインフォメーションサイン
こちらは、入居者様の案内板ですが、見れば見る程こだわりのあるサインです。
全てをダイノックシートで貼り込まれています。
各階の数字部分もダイノックシートを巻き込んでいますね。
名称が入るプレート部分は、少し明るめの木目柄にされ、店名はブラックのカッティング切り文字シートで製作しています。
フレーム部分は天井部に合わせ、濃いめのブラウンを使用し、おしゃれでスタイリッシュなインフォメーションサインが完成しました。
ビル名は、ステンレス切り文字の浮かし止め施工でしたが、こちらも表面部には同じくダイノックシートを貼り込んでいます。
今回は、「木」をふんだんに使用された暖かみのあるサインでした。
ビルは、石の冷たいイメージですが、ブラック部分は石の強さを感じさせ、装飾は木の暖かさでおしゃれでスタイリッシュですね。
ブラック基調のビルは、男性に人気がありそうなイメージですが、どこかに優しい雰囲気が加わると、女性ファンも増えそうですね。
ビルエントランスサインをトータルでご依頼頂きました。
ありがとうございました。
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