今日は、蛍光灯の現代についてお知らせです。皆様もご存知の通り蛍光灯売り場に行くと、最近ではLED蛍光灯の各メーカー商品が数種類並んでいます。では、昔のガラス管の蛍光灯はどうでしょう?弊社でも仕入れの際にはビックリするほど、値が上がっています。在庫がないものも・・。
1.ガラス管蛍光灯が当たり前だった時代

長年、店舗看板や内照式サインの光源として活躍してきた「ガラス管の蛍光灯」。
コンビニや飲食店・クリニック・工場・商業施設など、多くの場所で長い間使用されていました。
現在、その状況は変わって来ています。
どんどんLED化され、国内メーカーでは旧蛍光灯の安価での購入が難しくなっています。
現時点では、在庫の商品を販売しているようで、まとめ売りをしているものも見ますね。
旧蛍光灯を点灯させるには「安定器」が取付けられていたり、通電の際には「グロー球」というミニ電球のようなものが必要だったりします。
そのグロー球も、国内メーカーでは製造終了になっているようです。
ガラス管の旧蛍光灯が無くなった理由は?》
・蛍光灯に使用されている水銀の規制強化により、一般照明用の蛍光灯は生産終了へ向かっています。
・国内メーカーも次々と製造終了を発表しており、今後は在庫品のみの流通となる製品が増えています。
従来の蛍光灯(ガラス管)は「2027年末までに製造および輸出入が全面的に禁止される」ことが決定しています。そのため、今後は段階的に入手が難しくなる見込みです。引用
*「必要な時に買える時代」は終わりを迎えようとしていますね。
この情報は2年程前に聞いていたので、その頃は弊社でも、ある程度の在庫を仕入れておきました。
生産終了によって価格は上昇》
少し前まで、蛍光灯はホームセンターや電材店で手軽に購入できる消耗品でしたね。
現在では生産終了によって価格が上昇しています。
以前は数百円程度で購入できていた蛍光灯が、現在では価格が高騰していたり、商品がなく購入ができないメーカーもあります。
特に看板用として使用される長尺の蛍光灯や特殊サイズの製品は、今後は価格上昇どころか、入手が困難になりそうです。
「切れたら交換すればいい」という時代ではなく「交換用ランプが手に入るかどうかを心配する時代」に突入です。
2.LED蛍光灯の方が安い時代になった

ここ数年で、LED蛍光灯は随分お安くなりました。
以前は「LEDは高い」というイメージがありましたが、現在ではガラス管蛍光灯よりもLED蛍光灯の方が安価に購入できます。
みなさんご存知の「Amazon」通販では、ホームセンターよりも、安いものも出回っていますね。
ネット通販では多くの製品が販売され、価格差も大きくなっています。
ただ・・価格だけで選ぶことには注意が必要です。
看板に使うLED蛍光灯は「光る方向」が重要》
LED蛍光灯には、発光角度の違う製品があります。
・約180度の範囲だけを照らす「片面発光タイプ」
・約360度に近い範囲へ光を広げる「全方向発光タイプ」
天井照明などでは、180度タイプでも十分な場合もありますが、看板照明では話が変わります。
看板内部では、反射板や導光板を利用して光を拡散させていることも多く、蛍光灯と同じ感覚でLEDを選ぶと、失敗する可能性もあります。
・看板の一部だけが明るい
・光ムラが発生する
・交換前より暗く感じる
単純に価格だけで選ぶのではなく、看板の構造に適した発光角度の製品を選定することが重要です。
安定器が不要になることで省エネ効果も大きい》
これまでの蛍光灯器具には「安定器」と呼ばれる部品が使用されています。
この安定器は蛍光灯を点灯させるために必要な装置ですが、実は安定器自体も電力を消費しています。
LED化を行う場合、大抵の場合この安定器を「撤去」します。
・蛍光灯本体の消費電力削減
・安定器の消費電力削減
・安定器故障のリスク低減
複数のメリットが生まれ、消費電力が減ると電気代もお安くなる・・ということになりますね。
特に、片側給電タイプのLED蛍光灯は配線がシンプルで施工もしやすく、器具共にLED化する場合は多くの現場で使われています。
両側給電タイプに比べて、工事費や部材費を抑えられることも多く、トータルコストの面でも優位性があります。
そして、なぜか両側給電タイプの方が、LED蛍光灯は価格が高くなっています。なぜですかね・・?
蛍光灯だけ交換する方が高くつくことも・・》
ガラス管蛍光灯を使用している看板では「とりあえず蛍光灯だけ交換したい」という相談をいただくことがあります。
一時的な延命措置としては有効ですが、今後のことも含め、考えると経済的とは言えないのでは?と考えます。
・高騰した蛍光管を購入し続ける費用。
・古くなった安定器の故障リスク。
・看板本体の経年劣化。
この辺りを考慮すると、蛍光灯を交換し続けるよりも、LED化や看板そのものの交換を行った方が結果的に安くなることになることもありそうです。
3.旧蛍光灯が切れてからでは遅い?

蛍光灯が切れてからでは遅い・・。
看板屋が少々不安に思い、避けたいのは「蛍光灯が寿命を迎えてから慌てて対応」することです。
「交換用ランプが見つからない・・」「見つかっても価格が高すぎる・・」「安定器まで故障していて修理できない・・。」
こんな状況になると、店舗の看板は長期間点灯できなくなる可能性もありますので・・。
4.まとめ
いつも考えるのは、看板は大切な広告・標識ですね。
夜間の視認性が落ちれば、集客にも影響を与えることになります。
今こそ計画的なLED化の検討をお勧めします。
旧蛍光灯は、長年にわたり日本の街を照らしてきましたが、現在は、確実に「次の時代」へ移行しています。
蛍光灯がまだ点灯している今だからこそ、余裕を持ってLED化や看板更新を検討することができると思います。
「切れてから考える」のではなく「まだ使える今だからこそ準備を始める」。
これからの看板メンテナンス面で、最もコストを抑える方法なのかもしれません。
ありがとうございました。
大阪で看板製作・施工は看板屋 ㈱ラグレスまで・・他府県でも対応可能です。
まずは、御見積り・お問い合わせからでもお気軽に・・・・・
